2016年05月15日

日本アメリカ史学会第13回年次大会 プログラム概要

日本アメリカ史学会会員の皆さま

本年9月17日(土)、18日(日)に明治大学駿河台キャンパスで開催いたします、第13回年次大会のプログラムの概要をお知らせいたします。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。

なお、詳しいプログラムは7月上旬頃にメイリングリストでお届けいたします。大会参加登録と懇親会申込みも7月頃からお願いいたします。今回より年次大会プログラムは郵送いたしませんので、メイリングリストにお届けのアドレスを更新されていない会員は、「会員情報変更の手続き」にあるフォーマットを用いて学協会サポートセンターまで至急ご連絡ください。

日 程:2016年9月17日(土)~18日(日)
開催地:明治大学駿河台キャンパス

プログラム

9月17日(土)

14:00~17:30  
1.シンポジウムA
「文化論的転回以後――アメリカ文化史の再検討(仮)」

【趣旨】
 文化史には長い伝統があるが、1990年代の「文化論的転回」以降、とくに隆盛を迎えている。文化論的転回は多面的で複雑な変化だが、特徴の一つは文化の定義を拡大したことにある。古典的な高級文化、社会史が論じた民衆文化を超えてよりポピュラーなものへ、かたちあるものだけでなく行為や習慣へ、一国にとどまらないグローバルな権力や資本へ、文字や視覚以外の感覚へと文化史の射程は広がった。次に、現代思想や批評理論による言語論的転回に影響を受け、文化は社会制度や下部構造の反映ではなく、逆に文化を通して現実が構築されると考えるようになった。また、歴史学内外の様々な分野との交差から、多様なテーマについて学際的なアプローチが取られるようになった。
 こうした変化と達成の一方で、文化論的転回には批判もつきまとう。「文化主義 (culturalism)」と呼ばれるように文化への傾斜が強まり、あらゆるものが文化となることで、文化の境界や文化史の意義は曖昧になった。構築主義と文化の自律性の主張は、文化を社会的基盤や政治性から切り離し、長い歴史を俯瞰する巨大な視点を置き去りにした。はたして文化論的転回は何をもたらしたのか、それは文化の理解をどのように変えたのか、問題点があるとしたら文化史はそれにどのように答えるのだろうか。
 本シンポジウムは、文化論的転回を振り返り、その意義と課題を踏まえた上で、転回以後の歴史学を考える試みである。社会史がマイノリティを、新しい文化史が象徴的な事件を論じたのに対し、文化論的転回はしばしばよりありふれた、日常的な行為の実践やモノの消費の意味を考えてきた。モノは単なる客体にとどまらず、人間がそれを使うと同時にモノが人を形づくるように、あるいはパフォーマンスが主体の表出ではなく、主体を形成するプロセスであるように、文化の詩学から政治学への転換は人と現実が取り結ぶ関係性の再考を要求する。本シンポジウムでは、転回のヒストリオグラフィーを総括するとともに、現在の文化史の問題意識を共有することで、構築物と現実の、文化と社会の、テクストとコンテクストの間を架橋する議論を期待したい。

報告:
野村奈央(埼玉大学)
小林剛(関西大学)
松原宏之(立教大学)

コメント:
生井英考(立教大学)
丸山雄生(一橋大学)

司会:
丸山雄生

2.総会 17:35~18:20 

3.懇親会 18:30~20:30 場所:明治大学キャンパス構内を予定
      
9月18日(日)

9:30~11:35
4.自由論題

【セッション1】
司会:
村田桂一(一橋大学・院)
報告:
① 藤田怜史(明治大学)
「エノラ・ゲイ論争に見る博物館展示の政治性―国立航空宇宙博物館の妥協と抵抗―(仮)」

② 与那覇恵子(名桜大学)
「米海軍軍政要員:米軍占領下の沖縄に果たした役割―ハンナ少佐を例に―」

③ 倉林直子(川村学園女子大学)
「1950年代の歌舞伎招致運動―ジョシュア・ローガンを中心に―」

【セッション2】
司会:
野口久美子(明治学院大学)

報告:
① 佐藤夏樹(京都大学)
「『ヒスパニック』と外交への関与―1980年代LULACの外交活動―」

② 賀川真理(阪南大学)
「第二次世界大戦下における日系ラテンアメリカ人の強制送還に関する一考察―彼らがなぜアメリカに送還されなければならなかったのか―(仮)」


13:30~16:00

シンポジウムB 
「グローバル化する世界とアクティヴィズム(仮)」

【趣旨】
 21世紀初頭のアメリカは、「新たなアクティヴィズムの時代」として位置づけられるだろう。「ティーパーティ」、「オキュパイウォールストリート」「ブラックライヴズマター」など、担い手や立場、目的におけるこうした多様性が新たなアクティヴィズムの特徴といえる。さらに強調しておかなければならないのは、グローバルなひろがりである。インターネット技術の飛躍的向上により日常生活の一部となったソーシャル・ネットワーキング・サーヴィスが、この基盤となったことは言を俟たないだろう。しかしながら、グローバル化によって起こるアクティヴィズムは、この数十年に突如として起こった現象ではない。たとえば、古くは15世紀以降、アメリカズ・アフリカ・アジアはヨーロッパ人による「進出」と移住・植民地化を通じて徐々に接続され、ヨーロッパ世界/資本主義経済へと統合されていった。その過程において、国民国家や人種のような新しい概念が創出され社会を編成していくが、アクティヴィズムは、このプロセスのなかで絶えず登場しそれぞれの時代を規定しつつ、またこのプロセスに対して再帰的な影響を及ぼしてきた。過去の中に、各時代に特有のグローバルなアクティヴィズムを発見できるのである。
 本シンポジウムは以上の点を踏まえて、アメリカの歴史的展開の中で各時代にいかなるアクティヴィズムが登場し、沈静していったのかを「グローバル化」をキーワードとし再考する。各時代には固有の「グローバル化」現象があり、またそうした状況に応答するアクティヴィズムも一様ではない。本シンポジウムの目的は、グローバル化とアクティヴィズムの関係をその意味内容から再考することで、アメリカの現在を歴史的観点から相対化し、より深く理解することである。この作業を通じて、ある歴史的状況に特有のアクティヴィズムの「新しさ」とは何か、そのアクティヴィズムを生んだ「グローバル化」がいかなるものであったのかを検討するのが、本シンポジウムの目標である。
 グローバル化とアクティヴィズムを問うことは、日本における「歴史学のアクチュアリティ」を再検討することにもつながるであろう。2015年に「安保法案」に対する抗議の運動が若者を中心に勃興した。このことは、日本においても新しいアクティヴィズムの意味を歴史に照らして考察することが喫緊の課題であることを示していよう。アメリカにおけるアクティヴィズム史の再検討は、日本におけるアクティヴィズムの現在と未来を考察するうえでも有益な作業となるだろう。

報告:
森丈夫(福岡大学)
牧田義也(立命館大学)
村田勝幸(北海道大学)

コメント:
坂下史子(立命館大学)

司会:
宮田伊知郎(埼玉大学)


シンポジウムC
「アメリカ占領下日本におけるセクシュアリティ統制の遺産」

【趣旨】
 本シンポジウムは、占領期の日米関係をセクシュアリティの統制という視点から検討する。また、占領下日本における日米の性的接触が、アメリカ国内のジェンダー・セクシュアリティ・人種の秩序や、その後のアメリカの軍事政策に与えた影響を考える。アメリカ占領下の日本に限らず、占領には恋愛から売買春、レイプにいたるまで、占領者/被占領者の間に様々なレベルの性的接触が伴った。占領軍にとっても、被占領者にとっても、性的接触とその帰結をコントロールする政策を画定する必要があった。占領者/被占領者が取り結ぶ性的関係や親密性は、「良好な占領関係」を築くための不可欠な道具であった一方で、占領者/被占領者の境界線を曖昧にする可能性も秘めていたからだ。そのため、占領期から占領終了直後にかけての日本では、優生保護法や売春防止法といった、セクシュアリティを統制する法律が「日米合作」で制定される。これらの法律は、今日に至るまで日本の性規範に影響を与えてきた。
 近年、占領地における米軍兵士の性を扱った歴史研究が増えている。これらの研究は、軍事政策と性の不可分な関係を明らかにするとともに、アメリカによる他国への軍事介入と占領が「民主主義」と「女性解放」をもたらすという物語が、いかに誤ったものであるのかを証明している。先行研究は、「成功例」と語られ続けるアメリカによる日本占領についても、セクシュアリティの観点からすれば、多くの限界があることを示している。
 本シンポジウムは、売買春対策、人口政策、教育、移民政策など様々な位相から、アメリカ占領下日本におけるセクシュアリティ統制の特質を総合的に考察する。軍の管理売春を公式に禁じるアメリカは、いかにして「慰安所」や基地周辺の売買春を管理し、「パンパン」と見なされた女性たちに「キャッチ(検挙)」と呼ばれる暴力を振るったのか。占領軍は日本の人口管理にどのように関与したのか。占領軍兵士と日本人女性との間に生まれた「混血児」と呼ばれた子どもたちに、いかなる教育実践が施されたのか。アメリカに移住した「戦争花嫁」や「混血児」たちは、アメリカの移民政策や人種政策をどのような変化をもたらしたのか。本シンポジウムは、占領期日本におけるセクシュアリティの統制を様々な角度から検証することで、アメリカが世界各地で軍事的プレゼンスを確立するうえで行ったセクシュアリティ統制が、当該地域だけでなくアメリカ本国にも与えた影響を明らかにする。

報告:
平井和子(一橋大学・講)
上田誠二(首都大学東京・講)
ルーシー・クラフト(フリージャーナリスト)

コメント:
豊田真穂(早稲田大学)

司会:
後藤千織(青山学院女子短期大学)


日本アメリカ史学会運営委員会

2016年05月07日

日本アメリカ史学会第36回例会 「パネル企画:文化の境界性」

日本アメリカ史学会では、関西アメリカ史研究会、国際政治学会関西例会と共催で、「文化の境界性」と題して、7月の例会を以下の要領で開催いたします。ふるってご参加ください。

日時: 2016年7月9日(土) 14:00~17:30 
会場: 関西大学千里山キャンパス第一学舎5号館E403号室
〈交通アクセス〉    http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/access.html
〈キャンパスマップ〉 http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/mapsenri.html (黄色1-5の建物の4階)

※例会終了後に、関西大学構内のレストランにて懇親会を実施します。会費は飲み物込みで3500円です。ご参加の方は7月2日(土)締め切りで、大津留(ckotsuru(a)kansai-u.ac.jp)までお申し込みください。


報告者:
山本 航平(同志社大学・院)
「19世紀末キーウェストにおけるキューバ人移民コミュニティ
             ――野球と独立運動の関係を中心に」

徳永 悠(京都大学)
「戦前ロサンゼルスにおける日本人移民とメキシコ人移民の相互関係
            ――環太平洋地域を見渡す社会史として」

森山 貴仁(フロリダ州立大学・院)
「1970年代の多文化保守主義とラティーノ」  

討論者: 南川文里(立命館大学) 
     小田悠生(中央大学)

「パネル企画: 文化の境界性」
企画の趣旨:
 移民の国アメリカを構成する人口は近年非常に多様化していますが、その中でも急速に人口比が増しているのがラテン系の人びとです。ヨーロッパとの関係を強く持ちながら発展したアメリカは同時に、隣接あるいは近接するラテン系の国々と複雑な関係を展開してきました。今日アメリカの領土となっている南西部は、19世紀まではメキシコの領土でありました。また、キューバとの関係は冷戦の文脈で注目されがちですが、19世紀からキューバ人はアメリカ社会の中に移民コミュニティを形成してきました。このように、ラテン系の人びとはアメリカ合衆国との間に、あるいはその内側に形成された多様な境界を挟みながら、自らの存在の意味をアメリカ社会に問い続けてきたと言えます。
 本企画では、3名の報告者が、19世紀末から20世紀後半までの時期を対象として、メキシコ系・キューバ系を含むラテン系がエスニシティに基づいて展開した政治・社会運動と、それぞれの時期のアジア系アメリカ人を含む他の民族・文化集団との間で構築された相互関係に着目して歴史的に考察します。その際、ラテン系コミュニティの故国との関わり合いが如何なる影響を及ぼしたのか、ラテン系という集団の境界性がどのように引かれたのか、さらにまた「文化の境界」を透過する集合的なアイデンティティの形成や各集団間の対立・依存・連帯といった諸問題がどのように展開したのかについて、国際情勢との関連性も視野に入れながら考えたいと思います。
     
報告要旨:
山本 航平(同志社大学・院)
「19世紀末キーウェストにおけるキューバ人移民コミュニティ――野球と独立運動の関係を中心に」
 アメリカ合衆国へのキューバ人移民(亡命者)は、第一次キューバ独立戦争(1868-78年)の勃発以降、急激に増加する。現在の合衆国においては、フロリダ州マイアミに最大のキューバ人コミュニティが形成されているが、最初期の移民たちは主に同州キーウェストへと渡った。
 従来の研究において、タバコ産業で栄えたその小島が、キューバ独立運動の過程で重要な役割を担ったことは指摘されている。しかしそれらは、ホセ・マルティのような独立運動の中心人物とキーウェストの関係性や、タバコ労働者たちの労働運動に注目する傾向が強く、コミュニティ内部の文化的側面はほとんど等閑視されてきた。
 上記の問題意識のもと、本報告では野球とキューバ人移民の関係を軸に議論を進めることで、野球がいかにキューバ人のネットワークを構築し、どのような形で独立運動のコンテクストと接合していたのかについて検討したい。

         
徳永 悠(京都大学)
「戦前ロサンゼルスにおける日本人移民とメキシコ人移民の相互関係――環太平洋地域を見渡す社会史として」
 19世紀中頃から現在まで、アジア人とメキシコ人は様々な差別や格差を経験しながら、ロサンゼルス社会の経済的・文化的発展に大きな影響を与えてきた。アジア人移民とメキシコ人移民それぞれについてはすでに数多くの歴史的研究があり、さらに近年、両者の相互関係に関する研究も次第に増えつつある。しかしながら、戦前ロサンゼルスで主要な移民集団として非白人人口の約8割を占めていた日本人移民とメキシコ人移民の相互関係に着目した研究は、言語的制約もあり、一次資料にもとづいた詳細な研究がまだ殆ど為されていない。
 本報告では、アジア人移民とメキシコ人移民の相互関係に関するこれまでの主要な研究を概観した上で、戦前ロサンゼルスで生活した日本人移民とメキシコ人移民の相互関係について理解することが、環太平洋地域という広い枠組みの社会史研究にどのように貢献し、新たにどのような知見を我々に与えてくれるかについて報告する。

森山 貴仁(フロリダ州立大学・院)
「1970年代の多文化保守主義とラティーノ」  
 本報告では、ラティーノを中心に1970年代以降の「多文化保守主義(multicultural conservatism)」について検討する。保守主義運動は白人中産階級を主体とし、移民や、カソリック、人種統合、同性愛者の権利などに対する反発を特徴として、排他性の強い運動とされる。しかし長期的にみると、かつて排外主義の攻撃対象であったカソリックやユダヤ系の一部が1930年代には保守主義に加わったように、保守主義は包摂性も擁している。この包摂の傾向は市民権運動の時代(1954-1965年)以降にもみられ、黒人、女性、同性愛者、ラティーノ、アジア系などから保守主義に参加する者たちが現れた。なぜこうしたマイノリティは、自らが所属する集団に批判的な保守主義を支持するのだろうか。今回の報告は1970年代以降の保守派ラティーノに焦点を当て、とくに宗教の役割について考察したい。


日本アメリカ史学会運営委員会

2016年03月06日

日本アメリカ史学会第35回例会 修士論文報告会のお知らせ

日本アメリカ史学会では、4月例会(第35回例会)を下記の通り開催いたします。例年の通り、4月例会は修士論文の報告会となっております。若手研究者の研究成果をめぐり、多くの会員のみなさまが議論に加わっていただければと思います。


修士論文報告会

日時:2016年4月16日(土)14時〜17時
場所:青山学院女子短期大学 本館3階 第1会議室
<キャンパスへのアクセス>
・渋谷駅東口より徒歩10分 (JR線・東急東横線・東急田園都市線・京王井の頭線・副都心線)
・地下鉄表参道駅B1出口より徒歩5分(銀座線・千代田線・半蔵門線)
http://www.luce.aoyama.ac.jp/access/pdf/access_aoyama.pdf
<青山キャンパス構内配置図> 17番の建物
https://www.aoyamagakuin.jp/access/campusmap.html

報告1
  報告者:石田美香会員(大阪大学)
「アメリカにおける陪審の現代的役割―Ring判決が意味するもの」
  討論者:西山隆行氏(成蹊大学)
 
報告2
  報告者:宗像俊輔会員(一橋大学)
「鉄道がつくったアメリカ―2つの大陸横断鉄道と国民統合」
  討論者:布施将夫会員(京都外国語大学)


日本アメリカ史学会運営委員会

2016年03月05日

会員情報変更届について

所属機関、住所、Eアドレス、会費資格等が変更になった場合、以下の「会員情報変更届」をダウンロードし、郵送、またはワード文書に書き込んで添付ファイルでお送りください。

会員情報変更届をダウンロード

E-mailでの送付先:
    学協会サポートセンター
    scs★gakkyokai.jp

迷惑メール対策のため上記のような表記にしておりますが、★を@に変更のうえ、送信してください。
また、件名を「日本アメリカ史学会会員情報変更届」としてください。


郵送先:
    231-0023
    神奈川県横浜市中区山下町194-502  
    学協会サポートセンター 日本アメリカ史学会宛
    TEL: 045-671-1525 Fax: 045-671-1935

2016年01月05日

日本アメリカ史学会第35回例会 「修士論文報告会」報告者の募集

日本アメリカ史学会では、第35回例会(修論報告会)を2016年4月16日(土)に青山学院女子短期大学で開催いたします。

報告資格は、2015年度末に修士号を取得予定の大学院生、ないしは修士号を取得済みでまだその内容を論文・学会報告などの形で公には発表していない方です。

報告を希望される方は、下の情報を明記のうえ、電子メールで2月27日(土)までに「修士論文報告会応募」と題してお申し込みください。申込者多数の場合は、お送りいただいた修士論文要旨を運営委員会にて選考し、報告者数を限らせて頂きますので、ご希望に添えないこともございます。その点、あらかじめご了承ください。

本学会未入会の方でも、同時にご入会いただければお申し込みになれますので、身近にそのような大学院生がいらっしゃる場合は、ぜひお声をかけていただければと思います。

なお、関東以外の地域の会員が報告される場合には、当学会より規定の旅費補助が出ます。

日本アメリカ史学会運営委員会

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日本アメリカ史学会第35回例会「修士論文報告会」報告者の募集

報告資格:
1) 2015年度末に修士号を取得予定の大学院生
2) 修士号を取得済みでまだその内容を論文・学会報告などの形で公には発表していない方

以下の情報を明記のうえ、電子メールで2月27日(土)までに「修士論文報告会応募」と題してお申し込みください。

1)氏名
2)所属
3)連絡先
4)電話番号
5)メールアドレス
6)修士論文のタイトルと要旨(2000字以内)
7)希望するコメンテーター(第2希望まで)

お申し込み先:
メール:office★jaah.jp
       (★を@に置き換えてご送信下さい)

日本アメリカ史学会第13回年次大会 自由論題報告の募集

日本アメリカ史学会では、第13回年次大会を、2016年9月に明治大学駿河台キャンパスで開催します。
日程は9月17日(土)・18日(日)の2日間を予定しております。確定でき次第、再度ご案内します。

今回も2日目の午前に自由論題セッションを設けます。つきましては、自由論題での報告希望者を公募いたします。ご希望の方は、以下の情報を明記のうえ、電子メールで、2016年3月31日(木)までに「大会報告応募」と題してお申し込みください。

運営委員会で提出資料を検討し、結果を後日通知いたします。ご希望に添えない場合もありますので、その旨あらかじめご了承ください。

なお、関東以外の地域の大学院生会員が報告される場合には、当学会より規定の旅費補助が出ます。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

日本アメリカ史学会運営委員会

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日本アメリカ史学会第13回年次大会 自由論題報告の募集

以下の情報を明記のうえ、電子メールで、2016年3月31日(木)までに「大会報告応募」と題してお申し込みください。

(1)氏名:
(2)所属:
(3)連絡先住所:
(4)電話番号:
(5)メールアドレス:
(6)報告タイトル:
(7)報告要旨(1500字程度):
(問題の所在、先行研究との関係、分析の方法、結論のオリジナリティがわかるようにまとめてください)
(8)文献目録(一次史料+主要二次文献):
(9)関連業績:

*お申し込み先:日本アメリカ史学会 事務局
 メールアドレス:office★jaah.jp
       (★の部分を@に置き換えて下さい)

2016年01月04日

『アメリカ史研究』の購読・購入方法について

『アメリカ史研究』は、日本アメリカ史学会の会員には定期的に送付されます。また、図書館等の機関の購読も受け付けております。詳しくは下をご覧ください。非会員の個人の方の雑誌のみの購読はご遠慮いただいております。ただし、バックナンバー(最新号およびその直前の号を除く)につきましては、会員・非会員ともに実費にて販売しておりますので、お問い合わせください。

価格  1冊1,800円 (22号以降)(送料として 300 円が別途必要)
*21号までは1200円となります
*2冊以上送付する場合、送料は実費となります

講読申し込み、あるいはバックナンバー購入希望の方は、次の事項をE-mail で通知してください。

機関の購読申し込みの場合:
郵送先の住所、機関名(氏名または担当者名)、電話 (FAX)番号、購読希望号、「納品書」「見積書」「請求書」などの必要書類とその記入方法

個人のバックナンバー購入希望の場合:
郵送先の住所、氏名、電話(FAX)番号、購入希望号

E-mail の送付先:
学協会サポートセンター
scs★gakkyokai.jp(★を@に変更のうえ、送信してください)

件名に「日本アメリカ史学会『アメリカ史研究』購読申し込み」あるいは「日本アメリカ史学会『アメリカ史研究』バックナンバー購入希望」と明記してください。

2015年12月21日

『アメリカ史研究』2016年刊行号 自由投稿第二次募集

来年夏刊行予定の『アメリカ史研究』第39号への自由投稿の第二次募集をいたします。どうぞふるってご投稿ください。

1. 投稿資格

  日本アメリカ史学会の会員

2. 制限枚数
  論文:1ページ43字×38行で19ページまで
  研究ノート:1ページ43字×38行で12ページまで
  研究動向:1ページ43字×38行で9ページまで
  *いずれも注・図表を含む(厳守)。また英数字は2文字で、かな1文字と数える。

3. 期限
  完成原稿の提出 2016年2月29日(月)必着

4. 注意事項

① 投稿の際には、原稿に表紙をつけ、そこに、投稿者の氏名、所属、連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)と、ジャンル(「論文」「研究ノート」「研究動向」のいずれか)を明記してください(論文本文にはタイトルのみを記し、氏名等は記載しないこと)。
② 原稿は横書きとし、フォーマット等に関しては、日本アメリカ史学会ホームページに掲載の執筆要項に従ってください。
③ 投稿に際しては、推敲を経た「完成原稿」を提出するようにしてください。字数、表記、構成などの点で、投稿論文としての要件を満たしていなければ、受理しないこともあります。
④ 原稿の提出は、メール添付によりMSワードあるいはPDF形式のファイルの形で編集委員会宛に送ると同時に、印刷したものを1部、郵送その他の方法で学会事務局に届けてください。

編集委員会メールアドレス:editors@jaah.jp

学会事務局住所:
〒186-8601 東京都国立市中2-1
一橋大学歴史共同研究室気付
日本アメリカ史学会事務局

*電子ファイルだけでなく、ハードコピーも、締め切り当日までに必ず学会事務局に届くようにしてください。
*原稿を受け付けた後、編集委員会から確認のメールをお送りします。

⑤ 投稿原稿は、編集委員会と外部レフリーが審査し、その結果を投稿者に通知し
ます。


『アメリカ史研究』編集委員会

2015年11月02日

第34回例会(合評会)のお知らせ

日本アメリカ史学会では、12月例会(第34回例会)を下記の通り開催いたします。年末のお忙しい時期かと思いますが、ふるってご参加ください。

また例会終了後、恒例の懇親会(忘年会)を行いますので、こちらも是非ご参加ください。大勢の皆さまのご参加をお待ちしております。

お手数ですが、懇親会に参加される方は、以下のサイトから、12月7日(月)までに登録をお願いいたします。(例会のみのご参加の場合、登録不要です。)
https://docs.google.com/forms/d/1R0uU4-nwiGbl5npUSs3czmMFhEJdumKBXH91gGQ81to/viewform

日本アメリカ史学会運営委員会

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合評会  西田慎・梅﨑透編著『グローバル・ヒストリーとしての「1968年」――世界が揺れた転換点――』ミネルヴァ書房、2015年。

日時:2015年12月12日(土)14時~17時
場所:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー 1105教室
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩約3分
東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩約5分
都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩約5分
アクセスマップ http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
キャンパスマップ http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

報告: 西田 慎(奈良教育大学)
    梅﨑 透(フェリス女学院大学)
討論: チェルシー・センディ・シーダー(明治大学)
    油井 大三郎(東京女子大学)
司会: 大津留(北川)智恵子

共催:科学研究費補助金基盤研究(C)「米国マイノリティ問題の総合的研究:マイノリティ研究と環太平洋的視点のリンケージ」(代表 李里花)



1968年はアメリカ史において大きな変動の時期であるだけではなく、他の地域における変動と共振する側面もありました。世界で同時多発的に起こる政治的また文化的「反抗」「反乱」の契機となったこの年の意味は、アメリカのみを分析対象にしては、図りかねる部分が大きいと言えるでしょう。

今回は、その1968年をまさにグローバル・ヒストリーとして分析した『グローバル・ヒストリーとしての「1968年」――世界が揺れた転換点――』を取り上げ、編著者の西田慎さん、梅﨑透さんに本書のねらいを語っていただきます。60年代を対象にした研究書や概説書は昨今多く出されていますが、この本のなにがそうした研究と異なるのか。「環境運動」や「女性運動」、「第三世界」、「サブカルチャー」、「知の変遷」をトピックに組み入れた意味はなにか。環太平洋を意識した構成をなぜとったのか。どうして映画評を織りまぜるような構成をとったのか。「ポスト1968年」をどう捉えるのか。あらゆる角度からの議論ができると思います。

討論者として、国際的な60年代研究の嚆矢とも言える『越境する60年代』の編者油井大三郎さんと、日本の新左翼運動における女性達について研究するチェルシー・センディ・シーダーさんをお迎えします。会では、まず西田さん、梅﨑さんに本書出版の経緯について話していただき、そのあとに油井さん、シーダーさんからコメントを頂戴します。フロアとの討論をあわせ、本書のもつダイナミックな魅力をさらに引き出せればと願っております。

会の後には、恒例の忘年会も行います。こちらもぜひご参会くださいますよう、お願い申し上げます。

2015年10月18日

『アメリカ史研究』第39号 特集原稿の募集について

『アメリカ史研究』第39号(2016年刊行)の特集原稿を、下記の要領にて募集致します。ふるってご投稿下さい。

1.投稿資格
日本アメリカ史学会の会員

2.制限枚数
本文・脚注ともに1ページ 43字×38行で 17ページまで 注・図表を含む(厳守)
(英数字は2文字で、かな1文字と数える。)

3.期限
投稿申し込み 2015年12月13日(日) 必着
*投稿申し込みにあたっては、問題設定および論の構成、主な史料、研究史を必ず含む形で、全体で 1200字~2000字の要旨をまとめてください。

完成原稿の提出 2016年2月18 日(水) 必着
*期限直前に辞退をすることがないよう、原稿完成の明確な見通しのもとに慎重に申し込みをして下さい。

4.注意事項
①投稿申し込みの際には、原稿の題目・要旨、投稿者の氏名・所属・連絡先(住所・電話番号・メールアドレス)を明記してください。(申込のフォーマットはありません。)申し込みは、下記のメールアドレスに添付ファイルとして送付するか、ハードコピーを学会事務局に送付してください。

    編集委員会Eメールアドレス: editors@jaah.jp
    事務局住所: 〒186-8601 国立市中2-1
    一橋大学歴史共同研究室気付 日本アメリカ史学会事務局

②完成原稿は、メール添付によりMSワードあるいはPDF形式のファイルの形で編集委員会Eメールアドレス(上記)に送付すると同時に、ハードコピーを2部、郵送その他の方法で学会事務局に届けてください。(期限厳守)

③原稿には表紙をつけ、そこに、投稿者の氏名、所属、連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)を明記してください。査読の公平性を保つため、論文本文にはタイトルのみを記し、氏名等は記載しないでください

④原稿は横書きとします。原稿のフォーマット等に関しては、日本アメリカ史学会ホームページに掲載の執筆要項にしたがってください。

⑤完成原稿は、編集委員会が審査し、その結果をすみやかに投稿者に通知します。

5.特集のタイトルと趣旨
特集タイトル 「アメリカの世紀」の長い終わり方―資本、国家、コミュニティ、ジェンダー(仮)

趣旨
 特集「「アメリカの世紀」の長い終わり方」と題して、現代アメリカで画期をなす諸事象を歴史学的な長いパースペクティブで検討してみたい。それは、歴史学に固有の強みがどこにあり、有効な方法はなにかと問う試みである。ひるがえってそれは、「アメリカの世紀」のありようとその変遷から現代アメリカを描こうとするものである。

 現代アメリカ社会の変化や変調として注目すべきできごとは多い。同性婚を承認した2015年6月の連邦最高裁判所判決は、バックラッシュとも評される長い同性婚反対運動を乗り越えて提示されたものであった。2014年8月のファーガソンでの警官による黒人青年射殺をはじめとして相前後して続発し今もやまない類似の事件は、人種主義の存続をうかがわせると同時に、20世紀アメリカのコミュニティが孕んできた諸問題とその現代的な変成の産物とも思われる。2008年のリーマン・ショックとその後のオキュパイ・ウォールストリートからティーパーティーにいたる左右広範な諸運動の乱立は、アメリカ社会の溝がそこここでいっそう深いことを印象づける。「希望」と「変化」とを掲げて大統領選を勝ち抜いたバラク・オバマの任期が終わろうとする一方で次の選挙戦の行方がようとして知れないことは、アメリカ社会の自画像描き直しの試みが依然として完了しないことを示唆する。2015年にキューバとの歴史的な和解が発表されたが、オバマはアフガニスタンやイラクを決着させることも核兵器問題にも進展をみせられずに、ISISをはじめとする新しいできごとへの対応に追われた。移民たちが踏み越える国境は揺れ、非合法移民が課題であり続け、オバマケアの成否はまだ判断を待たねばならない。

 歴史研究の視点から、こうした諸事象の発生やその解決しがたい根深さはいかに理解しうるであろうか。特集タイトルに「アメリカの世紀」と掲げて、現代的事象を位置づけるべき時間軸はなにかについて議論を喚起したい。ある時間と空間を設定することで現代アメリカの事象にいかなる解釈を与え直し、現代アメリカを歴史学的にどう描き直しうるか、検討を乞いたい。

 これは同時に、歴史学的な方法論の鍛え直しを要請するだろう。個別史が、あらためて統合性を模索し始めて久しい。本号に関わる福祉国家史、郊外史・都市史、ジェンダー史、経済史、軍事史、災害史などがいかなる展開や総合を果たすのか。現代的で個別史的な事象を、アメリカ史家が長い時間軸の上でいかに組み直しうるのか。こうした実験とその成果を問う機会としてもこの特集を提案したい。


『アメリカ史研究』編集委員会

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