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2012年04月 アーカイブ

2012年04月17日

第8期役員について

アメリカ史学会第8期(2011年~2012年)の学会組織および役員は以下のとおりです。

運営委員会
代表 梅崎透
副代表 西崎文子
会計 板橋晶子
委員 小阪裕城、坂下史子、土屋智子、戸田山祐、牧田義也、村田勝幸、森田麻美

編集委員会
代表:大森一輝
副代表:小野沢透
委員:青野利彦、兼子歩、櫛田久代、高村宏子、土屋和代、久田由佳子

幹事会
北海道・東北    小原豊志、村田勝幸
関東         梅崎透、大森一輝、西崎文子
中部         高木(北山)眞理子、内田綾子      
関西         小野沢透、中野耕太郎、山澄亨
中国・四国・九州  中野博文、藤永康政

会計監査
栗原涼子

共催シンポジウムのお知らせ

近代市民規範の形成――結婚・市民権・人種を問い直す
Making Modern Citizens (II): Interrogating Marriage, Citizenship, and Race

日時:2012年6月9日(土)午後1時~6時 専修大学神田キャンパス7号館731教室
(同時通訳付、無料、http://www.mmc.gotohp.com/index.htmlにて要参加申込み)

主催:日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)「近代市民規範のポリティクス」
共催:University of North Carolina (Chapel Hill) History Department
ジェンダー史学会、イギリス帝国史研究会、関西アメリカ史研究会、日本アメリカ史学会

趣旨:国境の枠に阻まれることなく広範に浸透してくる近代の社会秩序規範を、アメリカ合衆国・イギリス・ドイツ・日本の4カ国を例として検証するという大枠の課題に配慮しつつ、今回のシンポジウムでは、「結婚・市民権・人種を問い直す」ことを試みる。近年のグローバリゼーション研究や社会格差論のなかで論じられる構造的な貧困は、もはや一国の域を超えた問題である。そうした今日的問題の淵源を歴史学が検証するためにも、本シンポジウムでは「近代市民」がいかにつくられてきたかというテーマについて3つの角度から議論することを目的とする。

プログラム
司会:樋口映美
開会のあいさつ/趣旨説明:日暮美奈子

報告:
ヘザー・A・ウィリアムズ  Heather A. Williams
「夫婦とみなします――南北戦争後、元奴隷の結婚を合法化する」
“They Shall Be Deemed Husband and Wife: Legalizing Marriage Among Former Slaves After the American Civil War”
コメント:兼子歩、松本悠子

スーザン・D・ペニーバッカー  Susan D. Pennybacker
「本国と帝国における市民権と臣民権――イギリス民主主義と帝国の秩序(1867-1948)」
“Citizenship and Subject Rights in Metropole and Empire: British Democracy and the Imperial Order, 1867-1948”
コメント:前川一郎、永島剛

マリンダ・メイナー・ローリー  Malinda Manor Lowery
「排除による包摂――アメリカ合衆国におけるアメリカインディアンの市民権」
“Inclusion via Exclusion: American Indian Citizenship in the United States”
コメント:佐藤円、加藤千香子

閉会のあいさつ:岩井淳

2012年04月19日

第23回例会(修士論文報告会)のお知らせ

4月恒例の「修士論文報告会」を下記のように開催します。
多くの会員のご参加を頂きたく、ご案内申し上げます。
報告順序が入れ替わっております。ご確認ください。

日時: 2012年 4月21日(土)午後1時~4時
20分
場所: 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1
京王井の頭線駒場東大前下車
東京大学駒場キャンパスマップ

報告1 13:00-14:00
岳 哈雷(東京大学大学院)
「黒人コミュニティに根を持つコスモポリタン的オバマ
 ―イリノイ州上院議員時代の政治活動を中心に―」
コメント:村田 勝幸(北海道大学)

報告2 14:10-15:10
山田 優理(同志社大学大学院)
"'Reflections': Thelonious Monk in the Discourses of Race"
コメント:生井 英考(立教大学)

報告3 15:20-16:20
立林 奈々子(東京外国語大学大学院)
「‘Explicit Content’
 ―PMRCとレコードラベリング問題にみるアメリカ現代民主主義の課題と展望―」
コメント:竹田 有(奈良教育大学)

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