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4. 年次大会について アーカイブ

2017年05月08日

日本アメリカ史学会第14回年次大会 プログラム概要

日本アメリカ史学会会員の皆さま

本年9月23日(土)、24日(日)に愛知県立大学(長久手キャンパス)で開催いたします、第14回年次大会のプログラムの概要をお知らせいたします。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。

なお、詳しいプログラムは7月中旬頃にメイリングリストでお届けいたします。大会参加登録と懇親会申込みも7月頃からお願いいたします。

日 程:2017年9月23日(土)~24日(日)
開催地:愛知県立大学(長久手キャンパス)

プログラム
9月23日(土)
14:00~17:30  
シンポジウムA
「言論空間から見るアメリカ史 ——奴隷制問題をめぐる印刷文化と連邦体制」(仮)

【趣旨】
 アメリカ合衆国史で言論が果たした役割は何か。2016年選挙を見たわれわれにとって、言論を民主政の原動力と素直に考えることはできなくなっている。世には、R・ホフスタッターにならってアメリカの反知性主義文化を難じる議論が盛んであるが、歴史研究者であれば、こうした社会評論に加わる前にせねばならないことがある。それは、アメリカの言論とはどのようなものか、時代ごとの実態を究明することである。
 このシンポジウムで議論の前提とするのは、印刷物を通じて同一の情報を全国民が共有し、それに基づいて国政が動くようになるのは、早くても 19 世紀後半を待たねばならなかったことである。言葉をかえれば、州権が強く、移動運輸網が未発達であった19世紀中葉までは、アメリカ各地に地域特有の言論空間が存在していた。
 こうした言論空間の多様さを端的に示したのが、奴隷制をめぐる言論であったことは言うまでもない。奴隷制をめぐる反対と擁護の主張は南北で妥協できないほど強硬なものとなり、連邦を切り裂いて南北戦争と再建期の大動乱を生みだす。この奴隷制をめぐる地域間対立については、南北それぞれで融和的な立場があったことが知られているが、それを地域ごとの言論空間の実態と照合しながら再検討したものは少ない。
 そこで、このシンポでは奴隷制をめぐって形成された言論空間の実態を明らかにする報告を立て、それぞれの地域にできた空間がどのように連邦を変容させたのかを検討することとした。報告者は肥後本芳男氏、朝立康太郎氏、中野博文氏の三人である。肥後本氏は1830年代から40年代はじめの北部で展開した奴隷制廃止運動についてその印刷物の流通と請願差し止め問題を論じ、また朝立氏は北部の反奴隷制運動と呼応するかたちで形成されていく南部の奴隷制擁護の言論空間について明らかにする。そして中野氏は南北戦争から再建期にかけて南北の言論空間がどのように変化したのかを、反奴隷制運動の代表者であったチャールズ・フランシス・アダムズとその子らの活動を通じて議論する。
 これら三つの報告を通じて浮かび上がるのは、アメリカの発展をめぐって社会運動家と政党、出版社が繰り広げた州や地域コミュニティにおける活動、そしてその活動がもたらした州間関係や連邦政府の役割の再定義である。人々は国内の他地域や国外と人的ネットワークを築き、奴隷制をめぐる議論を有利に進めるため、活動の輪を広げていった。このような言論空間の動態を歴史的に検討すれば、21世紀アメリカ社会とはまったく異なる様式で動いていた歴史のなかのアメリカを指し示すことができよう。
 そして、このような異なる言論と社会の関わりを知るならば、単にアメリカ合衆国史研究をゆたかにするだけではなく、アメリカ民主主義の理解を広げ、これからのアメリカとの関係構築にも裨益すると企画者は信じる。

報告:
肥後本芳男(同志社大学) 
朝立康太郎(西南学院大学)
中野博文(北九州市立大学)

コメント: 
佐々木孝弘(東京外国語大学)

司会:
久田由佳子(愛知県立大学)

総会 17:35~18:20 

懇親会 18:30~20:30  場所:愛知県立大学構内を予定
      
9月24日(日)
10:00~12:00
自由論題 
【セッション1】
① 中村信之(大阪大学)
「戦前期日米学生会議 -知的交流の場としてのミドルグラウンド」
 
② 水野剛也(東洋大学)
「戒厳令下のハワイ日本語新聞と統制 真珠湾攻撃から報道許可制度の施行まで」
 
③上林朋広(一橋大学・院)
「複数の自伝、複数の書き手、複数の自己:ブッカー・T・ワシントン自伝の出版史的考察(仮)」

司会:大津留(北川)智恵子 (関西大学)

【セッション2】
① 竹林修一 (同志社大学・講)
「マルクスからフロイトへ:1960年代ラディカリズムと性解放運動」
 
② 宗像俊輔(一橋大学・院)
「鉄道システムがつくった労働規範―セントラル・パシフィック鉄道の「従業員用時刻表/服務規程集」を例に―」

③ 相川裕亮(慶應義塾大学・院)
「ビリー・グラハムと彼のお気に入りの政治家たち:リチャード・ニクソンとマーク・ハットフィールドにおける「罪」と「預言」」

司会:野口久美子 (明治学院大学)

13:00~16:00
シンポジウムB
「マイノリティ史研究と環太平洋世界」
 アメリカ史研究において、人種・エスニックなマイノリティの歴史の研究は1970年代以降に勃興した「新しい社会史」を牽引する分野であった。マイノリティ史は、白人で中産階級のストレート男性を中心とした歴史を「アメリカ史」そのものとしてきた従来の支配的な叙述のあり方に対して異議を申し立て、新たなアメリカ史叙述を追求する上で、重要な貢献をなしてきた。
 しかし、そのマイノリティ史は近年、曲がり角に直面している。トランスナショナリズムの視点やグローバル・ヒストリー研究の分野から、合衆国のマイノリティ史研究が、ナショナルに閉じた形で行われていることへの批判が寄せられるようになった。マイノリティ史研究は、これまで国民国家のなかでマイノリティとして周縁化された人びとの歴史的経験を研究対象とし、主流社会の権力や国民性を相対化するために発展してきた。それゆえにナショナルな境界を枠組みとして設定する必然性があったことは確かであるが、国民国家概念を中心に記述/分析していくことがもたらす視点の硬直性を乗り越えるために、パラダイムシフトやアプローチの刷新が求められている。
 マイノリティ史研究の刷新のための手がかりを模索する上で、近年のエスニック・スタディーズ、特にアジア系アメリカ研究における新しい方向性が重要である。特に近年、アジア系アメリカ研究においてトランスパシフィック論が発展している。これはマイノリティ研究としてのアジア系アメリカ研究を、アメリカン・スタディーズおよび地域研究としてのアジア研究の分野とつなげていくことで、ナショナルに閉じていたアジア系アメリカ研究にトランスナショナルな視角を投入し、学際的な研究を目指すものである。日本においても、日系移民研究を中心にトランスパシフィック論が発展し、太平洋両岸で行われる知の構築プロセスをめぐるトランスナショナルな対話や連携を重視した研究が発表されている。
 本シンポジウムでは、こうしたアジア系アメリカ研究の新しい知見を生かしつつ、エスニック・スタディーズにおいてはしばしば手薄な歴史的視点を積極的に導入することを通じて、アメリカ史研究と環太平洋的マイノリティ研究を架橋し、このリンケージを新しいアメリカ史叙述の可能性を模索する手がかりにすることを目標とする。
 まず菅(七戸)美弥氏が、従来ナショナルな文脈で検証されてきたアメリカ・センサス史と、出移民研究への関心が希薄となっている日本人移民・移住史のリンケージを念頭に、幕末、明治初期の激動期のトランスパシフィックな移動の軌跡を、査証、日米双方の新聞などの一次史料と1860年、1870年のセンサス調査票を相互参照することであらたな光を当てる。次に、李里花氏が20世紀前半のハワイにおけるコリア系移民の舞踊を事例に、東アジアにおける近代舞踊と新たな女性像の台頭がハワイのコリア系移民に与えた影響を論じ、これまでローカルな文脈で検証されることが多かった舞踊史に地域横断的な視点を投入し、舞踊史の地域的リンケージを検討する。最後に松坂裕晃氏が、戦間期にニューヨークなどで活躍した左派の運動家、石垣綾子・栄太郎夫妻の活動を主な題材として、アジア系とアフリカ系、日系とコリア系といった人種・民族関係を考察しながら、「マイノリティ」や「帝国」、「人種主義」などの概念を、米国と東アジアをまたいだ文脈において再検討する。

報告:
菅(七戸)美弥(東京学芸大学)
李里花(多摩美術大学)
松坂裕晃(ミシガン大学)

コメント:
兼子歩(明治大学)
徳永悠(京都大学)

司会:
佐原彩子 (大月短期大学)

13:00~16:00
シンポジウムC
「アメリカ史のなかの『余暇』」
私たちがアメリカ合衆国の歴史を教える際、映画、アミューズメントパーク、スポーツ、旅行、ショッピングなど、余暇に愉しまれていた活動を教材にすることは非常に有効であり、学生からの人気も高い。それは、余暇が自由で解放的な性格を持ち、時代の写し鏡として人々の姿を生き生きと映し出すからである。しかし、私たちが注意を払わねばならないのは、余暇は権力と相関し、ヘゲモニーの一部として秩序やシステムの安定に寄与してきた側面も持つということである。一見すると個人が自由に選択したかのように見える余暇の行為は、人種やジェンダーによって規定され、資本主義や消費文化と複雑な形で絡み合い、主体的でもあり受動的でもあった。
 余暇と権力の関係は、それぞれの時代の社会環境を背景により細やかに検討する必要がある。アメリカ史のなかで、余暇を取り巻く社会環境が変化したターニングポイントがたびたび現れた。労働と余暇が未分化であった18世紀の職人文化から、「8時間の労働、8時間の余暇、8時間の休息」の必要性が唱えられた19世紀末へ、そして、ワーク・ライフ・バランスと生活の質的向上が重視される現代まで、余暇のありかたは労働環境の変化に対応してきた。また、恐慌や戦時下という特殊な時期や空間における余暇の理解も検討するべきであろう。さらには、余暇は非公式な私的領域においても、秩序と構築の維持に関わってきた。労働と家庭を取り巻く状況が変化し、家庭制度の分離領域(separate spheres)のバランスが変化した時、「家庭内」や「私的空間」における余暇の理解はどのような影響を受けたのか。
 本シンポジウムは、権力の作用に注目して、アメリカ史における余暇の特徴と変遷を検討する。余暇研究(Leisure Studies)は文化研究の一つとして、学際的な発展を見せてきた。しかし、アメリカ史のフィールドにおいては散発的な研究は見られるものの、統合的な検討が行われることは少ない。そこで、本シンポジウムでは、「余暇はどのように理解されてきたのか」、「人々は余暇に何を、誰と、どのように実践したのか」、「それにどこまで自由/不自由だったのか」など、余暇の内実を問い直し、余暇と労働をめぐる議論の充実を目指したい。

報告:
川島浩平(武蔵大学)
北脇実千代(日本大学)
南修平(弘前大学)

コメント:
板津木綿子(東京大学)

司会:
畠山望(東京大学・院)


日本アメリカ史学会運営委員

2017年01月11日

日本アメリカ史学会第14回年次大会 自由論題報告の募集

日本アメリカ史学会会員の皆様

日本アメリカ史学会では、第14回年次大会を、2017年9月に愛知県立大学で開催します。
日程は9月23日(土)・24日(日)の2日間を予定しております。確定でき次第、再度ご案内します。

今回も2日目の午前に自由論題セッションを設けます。つきましては、自由論題での報告希望者を公募いたします。ご希望の方は、以下の情報を明記のうえ、電子メールで、2017年3月31日(金)までに「大会報告応募」と題してお申し込みください。

運営委員会で提出資料を検討し、結果を後日通知いたします。ご希望に添えない場合もありますので、その旨あらかじめご了承ください。

大学院生会員(遠隔地の方で、所属大学等の機関あるいは何らかの学術研究費から旅費の支給または補助を受けることのできない方)には、当学会より規定の旅費補助が出ます。また、現在非会員の方もご入会いただければお申込みいただくことができます。

皆様の積極的なご参加をお待ちしております。


日本アメリカ史学会運営委員会


-----------------------------------------記---------------------------------------------------

日本アメリカ史学会第14回年次大会 自由論題報告の募集

以下の情報を明記のうえ、電子メールで、2017年3月31日(金)までに「大会報告応募」と題してお申し込みください。

(1)氏名:
(2)所属:
(3)連絡先住所:
(4)電話番号:
(5)メールアドレス:
(6)報告タイトル:
(7)報告要旨(1500字程度):
【問題の所在、先行研究との関係、分析の方法、結論のオリジナリティがわかるようにまとめてください。】
(8)文献目録(一次史料+主要二次文献):
(9)関連業績:

*お申し込み先:日本アメリカ史学会 事務局
 メールアドレス:office★jaah.jp(★の部分を@に置き換えて下さい)

-----------------------------------------以上---------------------------------------------------

2016年09月06日

日本アメリカ史学会第13回(通算第41回)年次大会のお知らせ

日本アメリカ史学会第13回(通算第41回)年次大会のお知らせ

来る9月17日(土)・ 18日(日)の両日、明治大学駿河台キャンパスにおいて、日本アメリカ史学会第13回年次大会を開催いたします。ふるってご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

◆年次大会プログラムはこちら

◆プログラム・要旨集(会員専用、パスワード必要)はこちら

◆会場案内地図
アクセスマップ
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html 
キャンパスマップ(リバティタワー)
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

◆懇親会費
1日目の懇親会参加希望の方で、事前に申し込みをされていない場合は、受付にて懇親会費をお支払いください。懇親会費は、A会員5000円、B会員3000円、非会員5000円です。

◆大会参加費
会員は不要です。非会員の方からは資料代として500円を当日申し受けます。

ただし、17日(土)のシンポジウムA「文化論的転回とアメリカ史―『転回』以後を考える」に限り、非会員の方にも無料で一般公開致します。歴史学と文化論的転回を考えるというテーマは、アメリカ史はもとより、諸分野に関連する内容ですので、新規会員の掘り起こしにつながるものと期待しております。会員のみなさまには、周囲で関心のある方にぜひお声かけをいただけますよう、よろしくお願いいたします。

◆お問い合わせ            
大会に関するお問い合わせは、運営委員会(office★jaah.jp)までお寄せください。
(★を@に換えてください)

多数のみなさまのご参加をお待ちしております。 
            
日本アメリカ史学会運営委員会

2016年05月15日

日本アメリカ史学会第13回年次大会 プログラム概要

日本アメリカ史学会会員の皆さま

本年9月17日(土)、18日(日)に明治大学駿河台キャンパスで開催いたします、第13回年次大会のプログラムの概要をお知らせいたします。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。

なお、詳しいプログラムは7月上旬頃にメイリングリストでお届けいたします。大会参加登録と懇親会申込みも7月頃からお願いいたします。今回より年次大会プログラムは郵送いたしませんので、メイリングリストにお届けのアドレスを更新されていない会員は、「会員情報変更の手続き」にあるフォーマットを用いて学協会サポートセンターまで至急ご連絡ください。

日 程:2016年9月17日(土)~18日(日)
開催地:明治大学駿河台キャンパス

プログラム

9月17日(土)

14:00~17:30  
1.シンポジウムA
「文化論的転回以後――アメリカ文化史の再検討(仮)」

【趣旨】
 文化史には長い伝統があるが、1990年代の「文化論的転回」以降、とくに隆盛を迎えている。文化論的転回は多面的で複雑な変化だが、特徴の一つは文化の定義を拡大したことにある。古典的な高級文化、社会史が論じた民衆文化を超えてよりポピュラーなものへ、かたちあるものだけでなく行為や習慣へ、一国にとどまらないグローバルな権力や資本へ、文字や視覚以外の感覚へと文化史の射程は広がった。次に、現代思想や批評理論による言語論的転回に影響を受け、文化は社会制度や下部構造の反映ではなく、逆に文化を通して現実が構築されると考えるようになった。また、歴史学内外の様々な分野との交差から、多様なテーマについて学際的なアプローチが取られるようになった。
 こうした変化と達成の一方で、文化論的転回には批判もつきまとう。「文化主義 (culturalism)」と呼ばれるように文化への傾斜が強まり、あらゆるものが文化となることで、文化の境界や文化史の意義は曖昧になった。構築主義と文化の自律性の主張は、文化を社会的基盤や政治性から切り離し、長い歴史を俯瞰する巨大な視点を置き去りにした。はたして文化論的転回は何をもたらしたのか、それは文化の理解をどのように変えたのか、問題点があるとしたら文化史はそれにどのように答えるのだろうか。
 本シンポジウムは、文化論的転回を振り返り、その意義と課題を踏まえた上で、転回以後の歴史学を考える試みである。社会史がマイノリティを、新しい文化史が象徴的な事件を論じたのに対し、文化論的転回はしばしばよりありふれた、日常的な行為の実践やモノの消費の意味を考えてきた。モノは単なる客体にとどまらず、人間がそれを使うと同時にモノが人を形づくるように、あるいはパフォーマンスが主体の表出ではなく、主体を形成するプロセスであるように、文化の詩学から政治学への転換は人と現実が取り結ぶ関係性の再考を要求する。本シンポジウムでは、転回のヒストリオグラフィーを総括するとともに、現在の文化史の問題意識を共有することで、構築物と現実の、文化と社会の、テクストとコンテクストの間を架橋する議論を期待したい。

報告:
野村奈央(埼玉大学)
小林剛(関西大学)
松原宏之(立教大学)

コメント:
生井英考(立教大学)
丸山雄生(一橋大学)

司会:
丸山雄生

2.総会 17:35~18:20 

3.懇親会 18:30~20:30 場所:明治大学キャンパス構内を予定
      
9月18日(日)

9:20~12:05
4.自由論題 (2016年6月9日修正)

司会:
村田桂一(一橋大学・院)・野口久美子(明治学院大学)

報告:
① 藤田怜史(明治大学)
「エノラ・ゲイ論争に見る博物館展示の政治性―国立航空宇宙博物館の妥協と抵抗―(仮)」

② 倉林直子(川村学園女子大学)
「1950年代の歌舞伎招致運動―ジョシュア・ローガンを中心に―」

③ 佐藤夏樹(京都大学)
「『ヒスパニック』と外交への関与―1980年代LULACの外交活動―」

④ 賀川真理(阪南大学)
「第二次世界大戦下における日系ラテンアメリカ人の強制送還に関する一考察―彼らがなぜアメリカに送還されなければならなかったのか―(仮)」


13:30~16:00

シンポジウムB 
「グローバル化する世界とアクティヴィズム(仮)」

【趣旨】
 21世紀初頭のアメリカは、「新たなアクティヴィズムの時代」として位置づけられるだろう。「ティーパーティ」、「オキュパイウォールストリート」「ブラックライヴズマター」など、担い手や立場、目的におけるこうした多様性が新たなアクティヴィズムの特徴といえる。さらに強調しておかなければならないのは、グローバルなひろがりである。インターネット技術の飛躍的向上により日常生活の一部となったソーシャル・ネットワーキング・サーヴィスが、この基盤となったことは言を俟たないだろう。しかしながら、グローバル化によって起こるアクティヴィズムは、この数十年に突如として起こった現象ではない。たとえば、古くは15世紀以降、アメリカズ・アフリカ・アジアはヨーロッパ人による「進出」と移住・植民地化を通じて徐々に接続され、ヨーロッパ世界/資本主義経済へと統合されていった。その過程において、国民国家や人種のような新しい概念が創出され社会を編成していくが、アクティヴィズムは、このプロセスのなかで絶えず登場しそれぞれの時代を規定しつつ、またこのプロセスに対して再帰的な影響を及ぼしてきた。過去の中に、各時代に特有のグローバルなアクティヴィズムを発見できるのである。
 本シンポジウムは以上の点を踏まえて、アメリカの歴史的展開の中で各時代にいかなるアクティヴィズムが登場し、沈静していったのかを「グローバル化」をキーワードとし再考する。各時代には固有の「グローバル化」現象があり、またそうした状況に応答するアクティヴィズムも一様ではない。本シンポジウムの目的は、グローバル化とアクティヴィズムの関係をその意味内容から再考することで、アメリカの現在を歴史的観点から相対化し、より深く理解することである。この作業を通じて、ある歴史的状況に特有のアクティヴィズムの「新しさ」とは何か、そのアクティヴィズムを生んだ「グローバル化」がいかなるものであったのかを検討するのが、本シンポジウムの目標である。
 グローバル化とアクティヴィズムを問うことは、日本における「歴史学のアクチュアリティ」を再検討することにもつながるであろう。2015年に「安保法案」に対する抗議の運動が若者を中心に勃興した。このことは、日本においても新しいアクティヴィズムの意味を歴史に照らして考察することが喫緊の課題であることを示していよう。アメリカにおけるアクティヴィズム史の再検討は、日本におけるアクティヴィズムの現在と未来を考察するうえでも有益な作業となるだろう。

報告:
森丈夫(福岡大学)
牧田義也(立命館大学)
村田勝幸(北海道大学)

コメント:
坂下史子(立命館大学)

司会:
宮田伊知郎(埼玉大学)


シンポジウムC
「アメリカ占領下日本におけるセクシュアリティ統制の遺産」

【趣旨】
 本シンポジウムは、占領期の日米関係をセクシュアリティの統制という視点から検討する。また、占領下日本における日米の性的接触が、アメリカ国内のジェンダー・セクシュアリティ・人種の秩序や、その後のアメリカの軍事政策に与えた影響を考える。アメリカ占領下の日本に限らず、占領には恋愛から売買春、レイプにいたるまで、占領者/被占領者の間に様々なレベルの性的接触が伴った。占領軍にとっても、被占領者にとっても、性的接触とその帰結をコントロールする政策を画定する必要があった。占領者/被占領者が取り結ぶ性的関係や親密性は、「良好な占領関係」を築くための不可欠な道具であった一方で、占領者/被占領者の境界線を曖昧にする可能性も秘めていたからだ。そのため、占領期から占領終了直後にかけての日本では、優生保護法や売春防止法といった、セクシュアリティを統制する法律が「日米合作」で制定される。これらの法律は、今日に至るまで日本の性規範に影響を与えてきた。
 近年、占領地における米軍兵士の性を扱った歴史研究が増えている。これらの研究は、軍事政策と性の不可分な関係を明らかにするとともに、アメリカによる他国への軍事介入と占領が「民主主義」と「女性解放」をもたらすという物語が、いかに誤ったものであるのかを証明している。先行研究は、「成功例」と語られ続けるアメリカによる日本占領についても、セクシュアリティの観点からすれば、多くの限界があることを示している。
 本シンポジウムは、売買春対策、人口政策、教育、移民政策など様々な位相から、アメリカ占領下日本におけるセクシュアリティ統制の特質を総合的に考察する。軍の管理売春を公式に禁じるアメリカは、いかにして「慰安所」や基地周辺の売買春を管理し、「パンパン」と見なされた女性たちに「キャッチ(検挙)」と呼ばれる暴力を振るったのか。占領軍は日本の人口管理にどのように関与したのか。占領軍兵士と日本人女性との間に生まれた「混血児」と呼ばれた子どもたちに、いかなる教育実践が施されたのか。アメリカに移住した「戦争花嫁」や「混血児」たちは、アメリカの移民政策や人種政策をどのような変化をもたらしたのか。本シンポジウムは、占領期日本におけるセクシュアリティの統制を様々な角度から検証することで、アメリカが世界各地で軍事的プレゼンスを確立するうえで行ったセクシュアリティ統制が、当該地域だけでなくアメリカ本国にも与えた影響を明らかにする。

報告:
平井和子(一橋大学・講)
上田誠二(首都大学東京・講)
ルーシー・クラフト(フリージャーナリスト)

コメント:
豊田真穂(早稲田大学)

司会:
後藤千織(青山学院女子短期大学)

日本アメリカ史学会運営委員会

2015年07月23日

日本アメリカ史学会第12回(通算第40回)年次大会のお知らせ

来る9月26日(土)・ 27日(日)の両日、北海道大学において、日本アメリカ史学会
第12回年次大会を開催いたします。ふるってご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

◆年次大会プログラムはこちら

◆会場案内地図
http://www.hokudai.ac.jp/introduction/campus/campusmap/150707sapporo_map.pdf

◆大会参加登録
大会に参加される方は、以下のサイトから、9月8 日(火)までに登録をお願い致します。
https://docs.google.com/forms/d/1sHntUPhzEPQI8TnLtbo-eGOM7iNZV3TAGm9Az-gcZCQ/viewform

◆懇親会費
1日目の懇親会参加希望の方は、下記の銀行口座に9月8日(火)までに懇親会費を
お振り込みください。懇親会費は、A会員5000円、B会員3000円です。

振込先: 三井住友銀行 札幌支店(店番号301)
普通口座 7544010
口座名義 ムラタカツユキ

(注意:銀行口座にお振り込みいただけるのは、大会懇親会費のみです。学会年会費は
お振り込みいただけません。振り込み用紙は同封しておりませんが、インターネット
バンキング等でもご送金いただけます。期日までにお振込みくださいますよう、よろしく
お願いいたします
。)

◆大会参加費
会員は不要です。非会員の方からは資料代として500円を当日申し受けます。

◆お問い合わせ                          
大会に関するお問い合わせは、運営委員会(office★jaah.jp)までお寄せください。
(★を@に換えてください)

多数のみなさまのご参加をお待ちしております。 
            

日本アメリカ史学会運営委員会

2015年04月27日

日本アメリカ史学会第12回年次大会 プログラム概要

日本アメリカ史学会会員の皆さま

今年9月26(土)、27日(日)に北海道大学で開催いたします第12回年次大会のプログラムの概要をお知らせいたします。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。

なお、詳しいプログラムは7月上旬頃に発送いたします。大会参加登録と懇親会申込みも7月頃からお願いいたします。

日 程:2015年9月26日(土)~27日(日)
開催地:北海道大学

プログラム

9月26日(土)

14:00~17:30  
1.シンポジウムA
「戦時下アメリカのマイノリティ―エスニシティ・人種・ジェンダーの視点から」

【趣旨】 
アメリカ社会は、その誕生から現在に至るまで、戦争の影に覆われてきた。とりわけ20世紀の戦争のほぼすべてが、アメリカ国外で行われたにもかかわらず、大きな社会変動をひき起こしてきたといえる。社会変動をもたらした主要因の一つに、マイノリティにとっての「アメリカ市民の権利」という問題提起が存在した。本シンポジウムでは、20世紀、戦争の影に覆われたアメリカ合衆国においてエスニック・人種・ジェンダー・マイノリティの人々がどのように戦時動員され、軍事化されたのか、もしくは排除されたのか、また彼らが暮らしていたコミュニティがどのような影響を受けたのか、また彼らの移動によって受け入れることになった地域社会がどのような反応を示したのかを再検討したい。この場合、私たちが留意しなければならないのは、国家総動員体制のなかでマイノリティが一元的に同化され、「アメリカ人になる」という文脈ではなく、これらマイノリティの人々をめぐる国家的・社会的・文化的緊張関係であり、反動であり、妥協であり、新たな秩序の形成過程である。さらには、アメリカ合衆国におけるマイノリティの権利をめぐる運動の国際的な意義にも注目したい。

報告: 
中野耕太郎(大阪大学) 
高田馨里(大妻女子大学) 
内田綾子(名古屋大学)

コメント:
和泉真澄(同志社大学)
中野聡(一橋大学)

司会:
戸田山祐(東京大学)

2.総会 17:30~18:15 

3.懇親会 18:30~20:30 場所:ホテル・ダイナスティ(大学より徒歩10分)
      
9月27日(日)

9:20~12:05
4.自由論題

【セッション1】
司会:
小田悠生(中央大学)

報告:
①鈴木俊弘(一橋大学・院)
「更新される<他者>のイメージ―マースデン・ハートレーの "Finnish Yankee Sauna" (1938)から、アメリカにおけるフィン系移民表象の変異を読む」

②三浦順子     
「1943年テキサス・コケージアン人種平等決議からブラセロ・プログラム導入へ―移民管理と労働問題の交差に見る人種の再編とエスニック・ポリティクスの台頭」

③高橋和雅(専修大学・院)
「マックスウェル・ストリートに生きた黒人たち―ニューベリー・アヴェニュー・センターの黎明期の活動を中心に」

④朱振興(同志社大学・院)
「冷戦と黒人公民権運動の二重背景における中国系アメリカ人の歴史再考―中国系活動家の運動の視点から」

【セッション2】
司会:
中嶋啓雄(大阪大学)

報告:
①壬生真紹(筑波大学・院)
「ライシャワー駐日大使と慈覚大師円仁―学者時代の『入唐求法巡礼行記』研究による大使時代への影響についての一考察」

②山本貴裕(広島経済大学)
「ハワイ王国末期における福音派と異教との闘い―霊的・物質的進歩のために」

③橋本真吾(東京工業大学・院)
「モリソン号派遣前後のアメリカ対東アジア政策の動向と変化」

【セッション3】
司会:
三須拓也(札幌大学)

報告
①村岡美奈(防衛大学校・講)
「第一次世界大戦期からロシア内戦期のアメリカ・ユダヤ人による難民救済活動」

②日野川静枝(元拓殖大学)
「カリフォルニア大学の戦時動員体制づくりにおける研究契約の役割」

③志田淳二郎(中央大学・院)
「『同盟管理』、『軍備管理』としてのアメリカのドイツ統一政策―ジョージ・H・W・ブッシュ政権期の『西西関係』再考」


午後13:30~16:00

シンポジウムB 
<開催地企画>
「20世紀転換期の医のかたち―個人と公共の線引きをめぐって」

【趣旨】
 健康を維持し病を治療するための公共の制度を構築・維持することは、近代国
家の重要な役割である。現代ではその役割自体が問い直されることはなくなって
久しい。しかし20世紀への転換期には、健康や病という個人の領域に属する事柄
について、どれを公共とみなすのか、どのように公共の制度を構築し運用するの
か、科学的医学的発見が相次ぐ中で公的制度と社会的理解をどのように更新して
いくのか、などが激しく議論された。
 日本におけるアメリカ合衆国史の中の医療史研究は、医療保険制度研究と優生
学研究を除けば端緒についた段階である。しかしながらアメリカ社会史は、人種、
ジェンダー、移民論など、身体をめぐるポリティクスの分析に大きな強みを持っ
ている。そこで本シンポジウムでは、アメリカ史における身体をめぐる議論を医
療史研究と接合し、アメリカに独特の問題――身体管理をめぐる権力関係や、科
学コミュニケーション論との接合、民間主導・地域主導の医療・保健制度構築な
ど――を浮かび上がらせることを試みる。いまわれわれが当然視する医の「かた
ち」がいかにして作り上げられてきたかを、アメリカの文脈において検討する。

報告:  
小野直子(富山大学)
平体由美(札幌学院大学)
山岸敬和(南山大学)

コメント:
松原宏之(立教大学)
市川智生(長崎大学)

司会:
上野継義(京都産業大学)


シンポジウムC
「都市の人種関係史」(仮)

【趣旨】
 2014年のミズーリ州ファーガソンの事件に端を発する人種間関係の緊張は全米に衝撃を与えた。その後も各地で相次いだ警察官による無抵抗な市民に対する暴力を暴露した映像や2015年3月の司法省公民権局によるファーガソン警察についての調査報告書は、公民権法が成立してから半世紀が経過し、「黒人」大統領も誕生した21世紀のアメリカの都市において、暴力を正当化しうる人種主義が未だ現在進行形の問題であることを改めて突き付けたと言える。
 そこで本シンポジウムでは、「都市の人種関係史」(仮)と題し、人種関係をめぐる現在進行形の情勢を念頭に置きながら、三人の報告者に各自の問題意識に沿った報告をして頂く。都市史や人種関係の研究者として、「現在」をどう捉えるか。現在の状況を念頭に置いたうえでどのような問題意識から「過去」と対話していくのか。今後の研究はどうあるべきなのか。三報告を事例に、今日のアメリカの都市と人種をめぐる現状を理解し、今後の歴史研究のあり方について考えるための視座を得る機会としたい。

報告: 
武井寛(岐阜聖徳学園大学)
土屋和代(神奈川大学)
大野あずさ(大阪経済大学)

コメント:
宮田伊知郎(埼玉大学)

司会:
小阪裕城(一橋大学・院)

2015年04月02日

第12回年次大会 自由論題報告の応募期限延長のお知らせ

日本アメリカ史学会では、9月に開催される第12回年次大会の自由論題報告の応募期限を、下記のとおり延長いたします。

大学院生(遠隔地の方で、所属大学等の機関あるいは何らかの学術研究費から旅費の支給または補助を受けることのできない方)には、当学会より旅費の補助が出ます。また、現在非会員の方もご入会いただければお申込みいただくことができます。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

自由論題応募期限:2015年4月7日(火)

年次大会日程:2015年9月26日(土)・27日(日) 
*自由論題は27日午前中を予定。
会場:北海道大学 

応募要領:以下の(1)~(9)の情報を、日本アメリカ史学会運営委員会あてにメールにてご提出ください。

(1)氏名:
(2)所属:
(3)連絡先住所:
(4)電話番号:
(5)メールアドレス:
(6)報告タイトル:
(7)報告要旨(1500字程度):
  【問題の所在、先行研究との関係、分析の方法、結論のオリジナリティがわかる
   ようにまとめてください。】
(8)文献目録(一次史料+主要二次文献):
(9)関連業績:

提出先:日本アメリカ史学会運営委員会
    office★jaah.jp(★の部分を@に置き換えて下さい)
件名を「大会報告応募」としてください。

日本アメリカ史学会運営委員会

2014年07月29日

日本アメリカ史学会第11回(通算39回)年次大会

日本アメリカ史学会第10回(通算38回)年次大会を以下の通り行います。
ふるってご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。

期日:2014年9月27日(土)・28日(日)
会場:亜細亜大学5号館(懇親会は2号館)
アクセスマップはこちら

なお、今年度より大会への参加登録をウェブ上で行っていただくことになりました。
参加される方は以下のサイトからご登録くださいますよう、よろしくお願いいたします。

https://docs.google.com/forms/d/1XP1M9tINJFCgDHCr5MLT1NgaOdmEOoCGfDHVhG7khGI/viewform?c=0&w=1


プログラム   
 
9月27日(土)

12:00~13:00  幹事会(521教室)
13:00~     受付開始(5号館)

14:00~17:30  
シンポジウムA 第一次世界大戦とアメリカ(521教室)
司会:
青野利彦(一橋大学)

報告:
西崎文子(東京大学) historyとhistoriographyのあいだ―「新外交」をめぐる考察

一政(野村)史織(中央大学) 越境的な民族・国家像の形成とアメリカ化
               ―第一次世界大戦とアメリカ合衆国の移民

松原宏之(横浜国立大学) 第一次世界大戦経験の政治文化史
            ―革新主義運動の高潮、頓挫、余波

コメント:
高原秀介(京都産業大学)
佐々木一惠(法政大学)


17:35~18:30  総会(521教室)

18:30~20:30  懇親会(2号館6階 多目的ホール)


9月28日(日)

自由論題 (第一報告 9:30〜10:05、第二報告 10:05〜10:40、第三報告 
      10:50〜11:25

セッションA(523教室) 
司会:
倉科一希(広島市立大学)

報告:
川口悠子(法政大学) 戦後初期の米国民間人による広島救援活動
           ―「平和都市」イメージへの影響について

佐藤雅哉(一橋大学・院)「1960年代」からの出発/離脱
             ―1967年以降のアメリカ・フレンド奉仕会の
             アラブ・イスラエル紛争への取り組みを中心に

壬生真紹(筑波大学・院) ニクソン政権期の知日派が見た日本

セッションB(526教室) 
司会:
貴堂嘉之(一橋大学)

報告:
福田敬子(青山学院大学) モースの愛弟子(?)の新世界体験
             ―美術商人松木文恭(1867-1940)の『アメリカその日その日』

畠山望(東京大学・院) アメリカ革新主義時代における公教育改革
            ―ペンシルベニア州アレゲニー郡シビック・クラブの
            教育理念と組織運営

板橋晶子(中央大学・講) 戦時下の広告にみる女性の仕事
             ―第二次大戦期アメリカにおける女性の労働と消費


昼食


13:00~16:00
 
シンポジウムB グローバル・ヒストリーは可能か?―アメリカ史と「第三世界」
(521教室) 
  
司会:
佐原彩子(大月短期大学)

報告:
大類久恵(津田塾大学) イスラームと汎アフリカ主義
            ―アフリカ系アメリカ人とグローバル・ヒストリー

岡田泰平(静岡大学) アメリカ帝国とグローバル・ヒストリー
           ―フィリピン研究からみたヒトの移動と知の環流

三須拓也(札幌大学) アメリカのコンゴ危機介入とグローバル・ヒストリー
   
コメント:
梅崎透(フェリス女学院大学)


シンポジウムC 「周縁」の人々から見た核とアメリカ(522教室)

司会:
小阪裕城(一橋大学・院)

報告:
石山徳子(明治大学) アメリカ先住民と原子力開発
           ―マンハッタン計画と除染の現場から

竹峰誠一郎(明星大学) 「核なき世界」からこぼれ落ちるもの
             ―米核実験場とされたマーシャル諸島からの問い

高橋博子(広島市立大学) 冷戦下の被ばく者調査

コメント:
油井大三郎(東京女子大学)

2014年07月19日

第11回(通算39回)年次大会の参加登録について

日本アメリカ史学会第10回(通算38回)年次大会は、9月27日(土)、28日(日)に亜細亜大学にて開催されます。
プログラムの公開に先立ち、参加登録についてご案内申し上げます。

日本アメリカ史学会では、今年度より大会への参加登録をウェブ上で行っていただくことになりました。
参加される方は、以下のサイトからご登録くださいますよう、よろしくお願いいたします。

https://docs.google.com/forms/d/1XP1M9tINJFCgDHCr5MLT1NgaOdmEOoCGfDHVhG7khGI/viewform?c=0&w=1


多数のご参加をお待ちしております。

運営委員会

2013年08月14日

日本アメリカ史学会第10回(通算38回)年次大会のお知らせ

日本アメリカ史学会第10回(通算38回)年次大会を以下のとおり行います。
ふるってご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。

期日:2013年9月21日(土)・22日(日)
会場:立命館大学衣笠キャンパス(会場までのアクセスおよびキャンパスマップ


大会プログラム(プログラムはこちらからもダウンロードできます)

9月21日(土)

12時〜13時 幹事会(546教室)

13時 受付開始(清心館1階)

14時〜17時30分 
シンポジウムA 「『移民の国』アメリカ合衆国における非自発的移動」(546教室)

【司会】
 和泉真澄(同志社大学)

【報告】
 米山裕(立命館大学)「「日系移民史における自発的移動と非自発的移動:
            二分法を超えて」
 宮下敬志(立命館大学)「非自発的な先住民族の移動:
             一九世紀後半期の強制移住政策とその正当化の論理」
 佐原彩子(東京大学)「『再会の地』アメリカ:
            ベトナム難民の再会をめぐる語りとその政治的意味」

【コメント】
 村田勝幸(北海道大学)
 山本明代(名古屋市立大学)
 

17時35分〜18時30分 総会(534教室)

18時30分〜20時30分 懇親会(諒友館 地下食堂)


9月22日(日)

9時30分〜11時25分 自由論題 セッションA(545教室)
【司会】
 落合明子(同志社大学)

【報告】
 佐藤清子(東京大学・院)「R・ベアード『アメリカの宗教』再読:
              一九世紀合衆国福音派の反カトリック主義と信教の自由」
 深松亮太(法政大学・院)「黒人投票権の剥奪をめぐる議論と政治風刺画:
              ノースカロライナ州における黒人投票権の剥奪と
              他者イメージの創造」
 向井洋子(琉球大学・講)「アメリカのリッチマン、プアウーマン」


9時30分〜10時40分 自由論題 セッションB(546教室)
【司会】
 梅崎透(フェリス女学院大学)

【報告】
 立林奈々子(東京外国語大学・院)「1960年代アメリカにおける忘れられた若者たち:                  ニュージャージー沿岸部にみる白人下層階級と
                  対抗文化」
 竹林修一(同志社大学・講)「ヒップとメインストリームの弁証法:
               1950年代・1960年代のポピュラー文化を中心に」


13時〜16時
シンポジウムB 「大統領制と民主主義」 (533教室)

【司会】
 肥後本芳男(同志社大学)

【報告】
 中野勝郎(法政大学)「共和制と大統領」
 岡山裕(慶應義塾大学)「大統領の執政権と行政の間の緊張関係:
             独立行政委員会の制度発展を中心に」
 待鳥聡史(京都大学)「アメリカ大統領制がなぜ民主主義的な制度となったのか」

【コメント】
 中山洋平(東京大学)


シンポジウムC「『ベトナム』後のアメリカ社会と外交:インドシナ撤退40年」
(534教室)
                      
【司会】
 西崎文子(東京大学)

【報告】
 生井英考(立教大学)「アフター・ヴェトナム:『40年』を考えるために」
 古屋博子(The Gallup Organization)「難民からベトナム系アメリカ人へ:
                    ベトナム難民の戦後」
 菅英輝(京都外国語大学)「アメリカ外交における『ベトナム』の経験と記憶」

【コメント】
 佐々木豊(京都外国語大学)

2012年08月28日

日本アメリカ史学会第9回(通算37回)年次大会のお知らせ

日本アメリカ史学会第9回(通算37回)年次大会を以下のとおり行います。
ふるってご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。

期日:2012年9月22日(土)・23日(日)
会場:一橋大学国立キャンパス(会場までのアクセスおよびキャンパスマップはこちら


大会プログラム(プログラムはこちらからもダウンロードできます)

9月22日(土)

12時〜13時 幹事会(別館1階 歴史共同会議室)

13時 受付開始(本館正面1階入り口)

14時〜17時30分 
シンポジウムA 「アメリカ例外論再考」(31番教室)

【司会】
 中條献(桜美林大学)

【報告】
 藤永康政(山口大学)「公民権運動とブラック・インターナショナリズム」
 
 大津留(北川)智恵子(関西大学)「内政と外交の接点から例外主義を考える」
 
 古矢旬(北海商科大学)「否定的例外主義と肯定的例外主義のはざまで」

【コメント】
 青野利彦(一橋大学)
 金井光太朗(東京外国語大学)


17時35分〜18時30分 総会(31番教室)

18時30分〜20時30分 懇親会(マーキュリータワー7階 マーキュリーホール)


9月23日(日)

9時30分〜12時 自由論題

セッションA(32番教室)
【司会】
 菅美弥(東京学芸大学)

【報告】
 目黒志帆美(東北大学・院)「19世紀ハワイ国王によるフラ政策―規制と奨励に
               見られるポリティクス」
 丸山雄生(一橋大学・院)「未完のローズヴェルト・メモリアル―革新主義と自然・
              動物の表象」
 繁沢敦子(広島市立大学・院)「ジョン・ハーシーの『ヒロシマ』―放射線の影響に
                関する記述を検証して」
 栗原涼子(東海大学)「ニューヨークの女性解放運動とラディカルフェミニズムの
            理論形成をめぐって」

セッションB(33番教室)
【司会】
 伊藤裕子(亜細亜大学)

【報告】
 藤原郁郎(大阪大学・院)「アメリカ帝国主義の成立―スペインからの宗主権奪取と
              アギナルドの乱」
 高光佳絵(千葉大学)「戦間期アメリカのアジア・太平洋秩序の模索とIPR(太平洋
            問題調査会)―‘political missionary’としてのエドワード・
            カーターを中心に」
 藤岡真樹(京都大学・院)「冷戦初期の合衆国の学術世界におけるソ連研究の再編」

 貫井万里(早稲田大学)「アメリカの対イラン政策と1953年8月クーデター事件」


13時〜16時
シンポジウムB 「シティズンシップと人種―国民国家と帝国のあいだ」 (34番教室)

【司会】
 戸田山祐(東京大学・院)

【報告】
 髙佐智美(青山学院大学)「subjectからcitizenへ―革命期におけるシティズンシップ
              の意義と限界」
 貴堂嘉之(一橋大学)「移民国家アメリカのシティズンシップ再考―『長い19世紀』
            ヒトの移動のグローバル・ヒストリーから」
 松本悠子(中央大学)「racism とracisme―第一次大戦から1920年代のアメリカと
            フランスのシティズンシップ」
【コメント】
 庄司啓一(城西大学)


シンポジウムC「同性愛/同性婚を通して見るアメリカ―1950年代から現在まで」
(32番教室)

【司会】
 坂下史子(関西外国語大学)

【報告】
 兼子歩(長野県立短期大学)「1950年代のホモフォビアと『マスキュリニティの
               危機』」
 中野聡(一橋大学)「アラン・スピアから考えるアメリカ政治とセクシュアリティ」

 吉原令子(日本大学)「同性婚をめぐるフェミニストのジレンマ」

【コメント】
 松原宏之(横浜国立大学)

2011年07月03日

日本アメリカ史学会第8回(通算36回)年次大会のお知らせ

日本アメリカ史学会第8回(通算36回)年次大会を以下のとおり行います。

期日:2011年9月17日(土)・18日(日)
会場:北九州市立大学北方キャンパス
会場までのアクセスおよびキャンパスマップはこちらです。

大会プログラム
プログラムはこちらからもダウンロードできます。

strong>9月17日(土)
12時〜13時 幹事会(E509会議室)

13時 受付開始(1階エントランスホール)

14時00分〜17時00分
シンポジウムA「社会の革新とキリスト教」(C201教室)
【司会】
 金井光太朗(東京外国語大学)
【報告】
 石川敬史(東京理科大学)「ジョン・アダムズにおける共和主義とピューリタニズム」 
 横山和加子(慶應義塾大学)「《グアダルーペの聖母像出現の奇跡》
      の真否をめぐる論争—19世紀末メキシコ歴史学と
      ホアキン・ガルシア・イカスバルセタ」
 寺田由美(北九州市立大学)「フランシス・ウィラードと社会的福音」
【コメント】
 山本貴裕(広島経済大学)

17時05分〜17時50分 総会(C201教室)

18時00分〜19時30分 懇親会(厚生会館)


9月18日(日)
9時30分〜12時00分 自由論題
セッションA(C202教室)
【司会】
 佐藤円(大妻女子大学)
【報告】
 二瓶マリ子(東京大学・院)「スペイン領期テキサスでのメキシコ独立運動と
     米国(1810~1813年)」
 宮下敬志(立命館大学)「演出された『文明化』
     ―19世紀末アメリカ先住民教育における変身写真と変身パレード」   
 岡田泰平(成蹊大学)「1930年代フィリピン人暴動とフィリピン政治エリートの対応」
 川浦佐知子(南山大学)「『語り』に見る歴史記憶
     ―ノーザン・シャイアンの集合的記憶の表象と継承」 

セッションB(C203教室)
【司会】
 千葉浩美(福岡女学院大学)
【報告】
 坂本辰朗(創価大学)「アメリカ歴史学会における女性委員会の成立」
 武市一成(法政大学・院)「民主主義を映す鏡像としての「松本家」
     ―A Brother is A Stranger(1946)の考察」
 南修平(都留文科大学・非)「ニューヨーク港湾地区をめぐる権力
     ―国際港湾労組(ILA)の盛衰が示すもの」   

13時00分〜16時00分
シンポジウムB「伝播する革命とアメリカ」(C203教室)
【司会】
 竹中興慈(東北大学)
【報告】
 樋口映美(専修大学)「アメリカ南部の奴隷制秩序形成とハイチ革命」
 田中きく代(関西学院大学)「1848年革命とフォーティエイターズ」
 梅崎透(フェリス女学院大学)「「1968」―ニューヨークにおける
     2つの大学「革命」」
【コメント】
 肥後本芳男(同志社大学)

シンポジウムC「冷戦期アジア・太平洋地域におけるアメリカ合衆国の軍事=文化的プレゼンスをめぐって(仮)」(C202教室)
【司会】
 森丈夫(福岡大学)
【報告】
 土屋由香(愛媛大学)「広報文化外交としての留学
     ―ガリオア留学「オリエンテーション映画」(CIE映画)に焦点を当てて」
 許殷 (高麗大学) 「「冷戦期におけるアメリカ合衆国の地域社会開発政策と
     「自由世界の市民」育成―韓国の事例を中心に」
 池上大祐(福岡大学・非)「冷戦初期におけるアメリカ合衆国の
     ミクロネシア統治政策と「自治」」
【コメント】
 菅英輝(西南女学院大学)

※協賛:北九州市及び西日本産業貿易コンベンション協会

2010年08月02日

日本アメリカ史学会第7回(通算35回)年次大会のお知らせ

日本アメリカ史学会第7回(通算35回)の年次大会を以下の通りに行います。

期日:2010年9月18日(土)・19日(日)
会場:東京女子大学
   会場までのアクセスマップ
   キャンパスマップ(会場は24号館)

大会プログラム
プログラムはこちらからもダウンロードできます。


9月18日(土)
12時〜13時 幹事会

13時 受付開始

14時〜17時
シンポジウムA「越境する音楽」
【司会】
 油井大三郎(東京女子大学)
【報告】
 塩谷達也(ゴスペル歌手)「日本におけるゴスペルの受容」   
 鳥居祐介(摂南大学)「ジャズと国境--ある日系カナダ人ミュージシャンの事例から」
 細川周平(国際日本文化研究センター)「田舎を表象する
      —合衆国のカントリー音楽とブラジルのセルタネージャ音楽」
【コメント】
 ウェルズ恵子(立命館大学)

17時15分〜18時15分 総会

18時30分〜20時30分 懇親会

9月19日(日)
10時〜12時00分 自由論題
セッションA
【司会】
 庄司啓一(城西大学)
【報告】
 野村史織(中央大学)「越境的な民族意識と市民概念の形成
     --合衆国のクロアチア民族協会を中心に」
 富田晃正(東京大学・院) 「アメリカ通商政策における労働組合の存在感
     --1997/98年Fast-Track承認問題と対中タイヤ・セーフガード発動措置を例に」   
 
セッションB
【司会】
 兼子歩(長野県短期大学)
【報告】
 金澤宏明(明治大学・兼)「アメリカの政治カートゥーンに表象されたハワイ併合問題」
 細谷典子(法政大学・非)「南部リベラルと『人種』」   


14時〜17時00分
シンポジウムB「せめぎ合う<都市空間>」
【司会】
 村田勝幸(北海道大学)
【報告】
 松原宏之(横浜国立大学)「ソーシャルワークの地政学
      --世紀転換期ニューヨーク・シカゴの事例から」
 和泉真澄(同志社大学)「アジールとしてのエスニック宗教空間
      --ロサンゼルス洗心寺における文化アクティビズム」
 中村寛(多摩美術大学)「<境界>をめぐる民族史的素描
      --ハーレム・コミュニティとコロンビア大学のキャンパス拡大」
【コメント】
 谷中寿子(共立女子大学)

シンポジウムC「核の諸相」
【司会】
 中條献(桜美林大学)
【報告】
 日野川静枝(拓殖大学)「サイクロトロンと原爆開発」
 中村雅子(ミネソタ大学・院)「日米のミス原爆と冷戦文化」
 上村直樹(広島市立大学)「同盟と核軍縮のジレンマ--オバマ政権登場の意味」
【コメント】
 西崎文子(成蹊大学)

2009年08月19日

日本アメリカ史学会第6回(通算34回)年次大会のお知らせ

日本アメリカ史学会第6回(通算34回)の年次大会を以下の通りに行います。

期日:2009年9月19日(土)・20日(日)
会場:名古屋大学文学部
   名古屋市営地下鉄名城線・名古屋大学駅1番出口から徒歩2分
   大会会場の詳細な案内はこちらからダウンロードできます。

大会プログラム
プログラムはこちらからもダウンロードできます。

大会ポスター
poster2009.jpg
画像をクリックすると拡大します。プリントして告知等にご使用下さい。

9月19日(土)
10時 受付開始

10時30分〜
自由論題報告
セッションA(報告順など変更になる可能性があります)
【司会】
 石井泉美(同志社大学)
【報告】
 松田裕之(甲子園大学)「ドレスを着た電信士--知らせざる女性労働の世界」   
 野口久美子(明治学院大学・非)「同化政策期における部族社会と
     ネイティブ・アメリカン・リーダーシップ
     --カリフォルニア州ヨクートを事例として」
 佐藤真千子(静岡県立大学)「フリーダム・ハウスとアメリカ的リベラル・
     インターナショナリズム」

セッションB(報告順など変更になる可能性があります)
【司会】
 高原秀介
【報告】
 向井洋子(筑波大学・院)「上院財政委員会の保守性に関する考察
     --1970年代初頭における福祉改革法案公聴会の記録から」
 佐原彩子(カリフォルニア大学サンディエゴ校・院)「Operations New Life/
     Arrivalsの生政治--合衆国政府の難民管理政策」   
 

12時40分〜13時40分
 幹事会

14時〜17時30分
大シンポジウム「労働民衆史の紡ぐ世界」
【司会】
 森脇由美子(三重大学)
【報告】
 安武秀岳(愛知県立大学・名)「奴隷主国家の展開と都市労働民衆政治
      --ニューヨーク市ロコフォコ派の政治経済学」
 野村達朗(愛知県立大学・名)「労働者階級解放の夢
      --労働騎士団から IWWへ」
 竹田有(奈良教育大学)「労働と生活の場における『階級意識』
      --1970年代の石油化学産業労働者の事例から」
【コメント】
 横山良(甲南大学)

17時30分〜18時30分
 総会

19時〜20時30分
 懇親会

9月20日(日)
10時〜12時30分
シンポジウムA「市民の境界--移民と先住民をめぐる排除/包摂」
【司会】
 内田綾子(名古屋大学)
【報告】
 南川文里(神戸市外国語大学)「シヴィック・ネーションの拡張性を見透かす
      --1920年代の日系移民による『排除/包摂』の経験」
 中野(水野)由美子(名古屋大学)「法的地位としての<市民>と先住民
      --世紀転換期の土地・資源をめぐるポリティクス」
【コメント】
 山本明代(名古屋市立大学)

14時〜17時
シンポジウムB「近世大西洋世界の諸相」
【司会】
 森丈夫(福岡大学)
【報告】
 川北稔(京都産業大学)「近世イギリス帝国再考--北米植民地の歴史的意味」
 伏見岳志(慶應義塾大学)「帝国間貿易の展開--スペイン領アメリカの視点から」
 和田光弘(名古屋大学)「近世大西洋世界のなかの貨幣」
【コメント】
 橋川健竜(東京大学)

2008年10月31日

日本アメリカ史学会第5回(通算33回)年次大会

2008年9月20日(土)、21日(日)の両日、東洋学園大学本郷キャンパスにおいて日本アメリカ史学会第5回(通算33回)年次大会が開催されました。各シンポジウム・部会のタイトルをクリックすると要旨を読むことができます。

20日 午後1:30時~5:00
大シンポジウム「世界史教育のなかのアメリカ史」
【司会】
  中野博文(北九州市立大学)
【報告】
  岡本智周(筑波大学)
   「歴史教育の社会化機能について―日米の歴史教科書に通底するもの―」
  鳥越泰彦(麻布高等学校)
   「アメリカの世界史教育・歴史教育
     ―日本の世界史教育・歴史教育との比較から―」
  油井大三郎(東京女子大学)
   「アメリカ史の研究と教育
     ―高校と大学をどう架橋するか―」
【コメント】
  貴堂嘉之(一橋大学)


20日午後5:00~6:30 総会
    6:30~8:00 懇親会

21日午前9:30
自由論題A・B・C
自由論題セッションA
【司会】
  平田雅己 (名古屋市立大学)                    
【報告】
  奥広啓太(東京大学大学院博士課程)
   「国家非常時における大統領・議会関係
     ―第77議会第1会期(1941年)を中心に―」
  藤原郁郎(大阪大学外国語学部)
   「中東大規模油田の発見とアメリカ外交政策
     ―オスマン帝国の解体から戦後レジームの形成まで―」
  阿部博子(東北大学大学院博士後期課程)
   「喪の共同体
     ―ベトナム・ベテランズ・メモリアルをめぐる記憶のポリティクス―」
  西住祐亮(中央大学大学院博士後期課程)
   「米国現実主義者の再検討―コソヴォ紛争を事例に―」

自由論題セッションB
【司会】
  後藤雄介(早稲田大学)
【報告】
  笠井俊和(名古屋大学博士課程)
   「17世紀末北米植民地の船乗りと西インド貿易―大西洋史の視点から―」
  福田敬子(青山学院大学)
   「奴隷制廃止運動と健康改革運動
     ―アフリカ系アボリショニストDavid Rugglesのユートピア―」
  三浦順子(北海道大学大学院博士後期課程)
   「アメリカで『メキシカン』として生きるという試み
     ―テキサスにおけるメキシコ系アメリカ人および
       メキシコ人移民の組織活動、1910-1929年―」
  吉岡宏祐(東北大学博士後期課程)
   「現代アメリカ合衆国におけるアファーマティブ・アクション廃止論争
     ―高等教育機関の事例を中心にして―」

自由論題セッションC
【司会】
  平体由美(札幌学院大学)
【報告】
  那須(白石)千鶴(淑徳大学)
   「19 世紀アメリカ合衆国の動物観構築再考
     ―家庭動物愛護の奨励から野生動物絶滅擁護まで―」
  後藤千織(一橋大学博士後期課程)
   「家族を統制する法体系の社会化と福祉活動
     ―20世紀初頭のカリフォルニア州サンディエゴ郡の事例を中心に―」
  藤本茂生(帝塚山大学)
   「20世紀初めにおける米国ボーイスカウト運動と大阪の『少年団』組織」


21日午後2:00~5:00
小シンポジウムA「19世紀前半の西半球世界秩序」
【司会】
  中嶋啓雄(大阪大学)
【報告】
  浜 忠雄(北海学園大学)
   「ハイチ革命と『西半球秩序』」
  肥後本芳男(同志社大学)
   「3つの革命とジェファソンの『自由の帝国』」
  八嶋由香利(慶應義塾大学)
   「J.グエイとその時代
     ―スペインの植民地再編とキューバ、カタルーニャ―」
【コメント】
  伏見岳志(慶應義塾大学)  

21日午後2:00~5:00
小シンポジウムB「南北アメリカにおける移民コミュニティ生成」
【司会】
  南川文里(神戸市外国語大学)
【報告】
  北村暁夫(日本女子大学)
   「戦間期における亡命イタリア人の国際的ネットワークと移民コミュニティ」
  柴田佳子(神戸大学)
   「チャイニーズになる、チャイニーズである
     ―ジャマイカの民族墓地をめぐる境界の諸相―」
  米山 裕(立命館大学)
   「ロサンゼルスの日本人移民社会と交通
     ―移民コミュニティ形成・維持の基盤として交通を考える―」
【コメント】
  中野耕太郎(大阪大学)

2008年08月04日

日本アメリカ史学会第5回(通算33回)年次大会のお知らせ

来る9月20日(土)、21日(日)の両日、東洋学園大学本郷キャンパスにおいて日本アメリカ史学会第5回(通算33回)年次大会を開催いたします。
 プログラムは、シンポジウム・シンポジウムA・シンポジウムB、自由論題の部会がABCの3つ、という構成になっています。楽しく有意義な集いにするべく、みなさまをお待ちしております。ふるってご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

大会案内ダウンロード(PDFファイル)
大会プログラムダウンロード(PDFファイル)
大会シンポジウム趣旨説明(PDFファイル)
会場案内ダウンロード(PDFファイル)


◆非会員の参加も歓迎いたします。ただし、非会員の方からは資料代として1,000円を当日頂戴いたします。入会手続きは会場でも可能です。

◆大会に関するお問い合わせは、運営委員会office★jaah.jpまでお寄せください(迷惑メール対策のため@表記を変更しています、★印を変更のうえ、ご送信ください)。

◆会場: 東洋学園大学本郷キャンパス

 (最寄り駅 JR総武線・都営三田線の水道橋駅)

 http://www.tyg.jp/tgu/access/index.html


第5回(通算33回)年次大会プログラム
20日11:30 幹事会
20日12:30 受付開始
20日午後1:30時~5:00
大シンポジウム「世界史教育のなかのアメリカ史」
【司会】
  中野博文(北九州市立大学)
【報告者】
  岡本智周(筑波大学)
   「歴史教育の社会化機能について―日米の歴史教科書に通底するもの―」
  鳥越泰彦(麻布高等学校)
   「アメリカの世界史教育・歴史教育
     ―日本の世界史教育・歴史教育との比較から―」
  油井大三郎(東京女子大学)
   「アメリカ史の研究と教育
     ―高校と大学をどう架橋するか―」

【コメンテーター】
  貴堂嘉之(一橋大学)


20日午後5:00~6:30 総会
    6:30~8:00 懇親会

21日午前9:30
自由論題A・B・C
 自由論題セションA
【司会】
  平田雅己 (名古屋市立大学)                    
【報告者】
  奥広啓太(東京大学大学院博士課程)
   「国家非常時における大統領・議会関係
     ―第77議会第1会期(1941年)を中心に―」
  藤原郁郎(大阪大学外国語学部)
   「中東大規模油田の発見とアメリカ外交政策
     ―オスマン帝国の解体から戦後レジームの形成まで―」
  阿部博子(東北大学大学院博士後期課程)
   「喪の共同体
     ―ベトナム・ベテランズ・メモリアルをめぐる記憶のポリティクス―」
  西住祐亮(中央大学大学院博士後期課程)
   「米国現実主義者の再検討―コソヴォ紛争を事例に―」

自由論題セションB
【司会】
  後藤雄介(早稲田大学)
【報告者】
  笠井俊和(名古屋大学博士課程)
   「17世紀末北米植民地の船乗りと西インド貿易―大西洋史の視点から―」
  福田敬子(青山学院大学)
   「奴隷制廃止運動と健康改革運動
     ―アフリカ系アボリショニストDavid Rugglesのユートピア―」
  三浦順子(北海道大学大学院博士後期課程)
   「アメリカで『メキシカン』として生きるという試み
     ―テキサスにおけるメキシコ系アメリカ人および
       メキシコ人移民の組織活動、1910-1929年―」
  吉岡宏祐(東北大学博士後期課程)
   「現代アメリカ合衆国におけるアファーマティブ・アクション廃止論争
     ―高等教育機関の事例を中心にして―」

自由論題セションC
【司会】
  平体由美(札幌学院大学)
【報告者】
  那須(白石)千鶴(淑徳大学)
   「19 世紀アメリカ合衆国の動物観構築再考
     ―家庭動物愛護の奨励から野生動物絶滅擁護まで―」
  後藤千織(一橋大学博士後期課程)
   「家族を統制する法体系の社会化と福祉活動
     ―20世紀初頭のカリフォルニア州サンディエゴ郡の事例を中心に―」
  藤本茂生(帝塚山大学)
   「20世紀初めにおける米国ボーイスカウト運動と大阪の『少年団』組織」

21日午後2:00~5:00
小シンポジウムA「19世紀前半の西半球世界秩序」
【司会】
  中嶋啓雄(大阪大学)
【報告者】
  浜 忠雄(北海学園大学)
   「ハイチ革命と『西半球秩序』」
  肥後本芳男(同志社大学)
   「3つの革命とジェファソンの『自由の帝国』」
  八嶋由香利(慶應義塾大学)
   「J.グエイとその時代
     ―スペインの植民地再編とキューバ、カタルーニャ―」
【コメンテーター】
  伏見岳志(慶應義塾大学)  

21日午後2:00~5:00
小シンポジウムB「南北アメリカにおける移民コミュニティ生成」
【司会】
  南川文里(神戸市外国語大学)
【報告者】
  北村暁夫(日本女子大学)
   「戦間期における亡命イタリア人の国際的ネットワークと移民コミュニティ」
  柴田佳子(神戸大学)
   「チャイニーズになる、チャイニーズである
     ―ジャマイカの民族墓地をめぐる境界の諸相―」
  米山 裕(立命館大学)
   「ロサンゼルスの日本人移民社会と交通
     ―移民コミュニティ形成・維持の基盤として交通を考える―」
【コメンテーター】
  中野耕太郎(大阪大学)

2008年05月12日

日本アメリカ史学会第5回(通算33回)年次大会のお知らせ

年次大会の予定が決定しました。こちらをクリックしてください。

会員の方々には、プログラムの確定を待ち、例年どおり6月末までに改めて郵便にてご案内差し上げます。

【6月末改訂】
正式な案内を掲載しました。こちらをご覧ください。

2007年07月22日

第4回日本アメリカ史学会年次大会のお知らせ.

9月22日(土)、23日(日)の両日、東北大学川内北キャンパスにおいて、日本アメリカ史学会第4回年次大会を開催いたします。シンポジウム2つ、自由論題の部会が2つという構成になっております。ふるってご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。

大会案内ダウンロード(PDFファイル)
大会プログラムダウンロード(PDFファイル)
会場案内・地図ダウンロード(PDFファイル)

第4回年次大会プログラム
2007年9月22日(土)~23日(日)東北大学川内北キャンパス

1日目(9月22日[土])
13: 00 
受付開始

14:00
シンポジウム1 マルチメディア教育研究棟6F大ホール
「公民権運動再考」

【司会】
  落合 明子(東北大学)
【報告者】
  上杉 佐代子(青山学院大学[非])
   「国民の記憶としてのローザ・パークス
     ーー『公民権運動の母』の創出とジェンダー」
  黒崎 真(神田外国語大学)
   「アメリカ南部公民権運動と黒人教会・白人教会:研究動向と課題」
  藤永 康政(山口大学)
   「デトロイト暴動再考:ポスト公民権時代の運動のディレンマ」
【コメンテーター】
  川島正樹(南山大学)

総 会(~18:00)マルチメディア教育研究棟6F大ホール

懇親会(~20:30)仙台国際センター1階レストラン「ラ・フォーレ」

2日目(9月23日[日])
自由論題A 6F大ホール左側
【司会】
  川島浩平(武蔵大学)
【報告者】
  9:30〜
  加藤鉄三(立教大学非常勤)
   「現場から読み直す環境史
    ――ヨセミテ国立公園―シエラ国有林地域の放牧管理を中心に、
      1891年~ 1930年」
  10:10〜
  李里花(一橋大学大学院)
   「ハワイ・コリアン移民社会の祖国ナショナリズムの繁栄と凋落、1903-1945
      ――移民史研究の『方法論的ナショナリズムの限界と可能性』」
  10:50〜
  桑野真紀 (一橋大学大学院)
   「コミュニティを基軸にしたチカーノ・ナショナリズムの構築
      ――1960年代のロス・アンゼルスで生まれたポリティックス」
自由論題B 6F大ホール右側
【司会】
  小野沢透(京都大学)
【報告者】  
  9:30〜
  石川敬史 (北海道大学)
   「アメリカ建国期におけるサン=ドマング政策の変遷」
  10:10〜
  四方俊祐 (神戸大学大学院)
   「ビルマの中国国民党をめぐる国際環境と米国の台湾政策」
  10:50〜
  青野利彦(カリフォルニア大学サンタバーバラ校博士課程修了)
   「ベルリン危機と『中立主義』1960-1961年」

11:30〜
昼食

編集委員会主催「『アメリカ史研究』のありかたについて」
──会員の自由参加による討論(6F大ホール)

13:00
シンポジウム2
「アメリカ帝国(主義)と労働民衆」

【司会】
  横山 良(神戸大学)
【報告者】
  新川健三郎(フェリス女学院)
   「アメリカ帝国論と民衆の国際意識: 国家体制とナショナリズム」
  長沼秀世(津田塾大学)
   「『アメリカ帝国(主義)』とアメリカ労働運動はいかに関わるか
      ―若干の初歩的・原理的検討―」
  大塚秀之(北海学園大学)
   「帝国アメリカの内側──民衆分断の法的・制度的仕組みを中心に──」
【コメンテーター】
  中野博文(北九州市立大学)

2006年06月16日

第3回年次大会のお知らせ

9月16日(土)、17日(日)の両日、専修大学神田キャンパスにおいて、日本アメリカ史学会第3回年次大会を開催いたします。シンポジウムが2つ、自由論題の部会が2つというシンプルな構成ですが、いずれも興味深いセッションになると自負しております。奮ってご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

年次大会プログラム
会場案内
非会員の方へ

会員で会員で年次大会のお知らせが届いていない方は、お手数ですがこちら

HP問い合わせ担当:藤永 fujinaga★jaah.jp へご連絡ください。

迷惑メール対策のため、上記のような表記にしておりますが、
★を半角の@に変更のうえ、メールをご送信ください。

2005年09月20日

第2回年次大会

日本アメリカ史学会第 2 回年次大会が、2005 年 9 月 17 日 (土)、18 (日) に、関西学院大学で開催されました。

さて、本年の年次大会では、関西地区の実行委員会を中心にした準備で、3本のシンポジウムと14本の自由論題報告を行われました。プログラムの詳細は、こちらをご参照ください

なお、会員の皆様に先日お送りしたプログラムの一部に9月19日(日)という表記がございましたが、9月18日(日)の誤りです。お詫び申し上げる とともに訂正いたします。

2004年09月20日

アメリカ史研究者夏期セミナー2004年大会 日本アメリカ史学会設立・第 1 回年次大会のお知らせ

アメリカ史研究者夏期セミナー 2004 年大会 (日本アメリカ史学会第 1 回年次大会) を下記の要領にて開催いたしました。

日時:
2004 年 9 月 18 日 (土) 9:00 受付開始   16:15 より 日本アメリカ史学会設立総会
2004 年 9 月 19 日 (日) 10:00 より

会場:
東京都国立市中 2-1 一橋大学東キャンパス

※ 詳細についてはこちらをご覧下さい

本セミナーで行われた自由論題報告及びシンポジウムの報告要旨を用意しました。是非、ご一読ください。

自由論題報告
報告 1) 「南北戦争期メリーランド州における奴隷制廃止
                ― 1864 年州憲法制定会議を中心に ― 」
報告 2) 「世紀末のアメリカ
                ― エマ・ゴールドマンのセクシュアリティ観を巡って ― 」
報告 3) 「人種統合と『共同体の暴力』の間で
                ― シカゴ公営住宅局長官エリザベス・ウッドの闘い ― 」
報告 4) 「アメリカ対外援助政策の転換
                ― 1970 年代前半における『人道的』国際開発計画の成立 ― 」
   [ 報告要旨 (PDF 形式) ]

シンポジウム 1
 「ジェンダー歴史学の新地平」 [ 報告要旨 (PDF 形式) ]

シンポジウム 2
 「ナショナリズム・アメリカニズム・公共性」 [ 報告要旨 (PDF 形式) ]

シンポジウム 3
 「アメリカの占領と反米・親米の諸相」 [ 報告要旨 (PDF 形式) ]