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2015年10月 アーカイブ

2015年10月18日

第12期役員について

アメリカ史学会第12期(2015年~2016年)の学会組織および役員は以下のとおりです。

運営委員会
代表   大津留(北川)智恵子
副代表  宮田伊知郎
会計   後藤千織
委員   小田悠生、兼子歩、佐々木豊、野口久美子、畠山望、丸山雄生、村田桂一

編集委員会
代表   松原宏之
副代表  田中きく代
委員   石川敬史、金井光太朗、倉科一希、鈴木透、土屋和代、南修平

幹事会
北海道・東北   村田勝幸、小原豊志
関東       宮田伊知郎、松原宏之
中部       内田綾子、高木(北山)眞理子
関西       大津留(北川)智恵子、小野直子、佐々木豊、田中きく代
中国・四国・九州 寺田由美、田宮晴彦

会計監査
武井寛、坂下史子

『アメリカ史研究』第39号 特集原稿の募集について

『アメリカ史研究』第39号(2016年刊行)の特集原稿を、下記の要領にて募集致します。ふるってご投稿下さい。

1.投稿資格
日本アメリカ史学会の会員

2.制限枚数
本文・脚注ともに1ページ 43字×38行で 17ページまで 注・図表を含む(厳守)
(英数字は2文字で、かな1文字と数える。)

3.期限
投稿申し込み 2015年12月13日(日) 必着
*投稿申し込みにあたっては、問題設定および論の構成、主な史料、研究史を必ず含む形で、全体で 1200字~2000字の要旨をまとめてください。

完成原稿の提出 2016年2月18 日(水) 必着
*期限直前に辞退をすることがないよう、原稿完成の明確な見通しのもとに慎重に申し込みをして下さい。

4.注意事項
①投稿申し込みの際には、原稿の題目・要旨、投稿者の氏名・所属・連絡先(住所・電話番号・メールアドレス)を明記してください。(申込のフォーマットはありません。)申し込みは、下記のメールアドレスに添付ファイルとして送付するか、ハードコピーを学会事務局に送付してください。

    編集委員会Eメールアドレス: editors@jaah.jp
    事務局住所: 〒186-8601 国立市中2-1
    一橋大学歴史共同研究室気付 日本アメリカ史学会事務局

②完成原稿は、メール添付によりMSワードあるいはPDF形式のファイルの形で編集委員会Eメールアドレス(上記)に送付すると同時に、ハードコピーを2部、郵送その他の方法で学会事務局に届けてください。(期限厳守)

③原稿には表紙をつけ、そこに、投稿者の氏名、所属、連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)を明記してください。査読の公平性を保つため、論文本文にはタイトルのみを記し、氏名等は記載しないでください

④原稿は横書きとします。原稿のフォーマット等に関しては、日本アメリカ史学会ホームページに掲載の執筆要項にしたがってください。

⑤完成原稿は、編集委員会が審査し、その結果をすみやかに投稿者に通知します。

5.特集のタイトルと趣旨
特集タイトル 「アメリカの世紀」の長い終わり方―資本、国家、コミュニティ、ジェンダー(仮)

趣旨
 特集「「アメリカの世紀」の長い終わり方」と題して、現代アメリカで画期をなす諸事象を歴史学的な長いパースペクティブで検討してみたい。それは、歴史学に固有の強みがどこにあり、有効な方法はなにかと問う試みである。ひるがえってそれは、「アメリカの世紀」のありようとその変遷から現代アメリカを描こうとするものである。

 現代アメリカ社会の変化や変調として注目すべきできごとは多い。同性婚を承認した2015年6月の連邦最高裁判所判決は、バックラッシュとも評される長い同性婚反対運動を乗り越えて提示されたものであった。2014年8月のファーガソンでの警官による黒人青年射殺をはじめとして相前後して続発し今もやまない類似の事件は、人種主義の存続をうかがわせると同時に、20世紀アメリカのコミュニティが孕んできた諸問題とその現代的な変成の産物とも思われる。2008年のリーマン・ショックとその後のオキュパイ・ウォールストリートからティーパーティーにいたる左右広範な諸運動の乱立は、アメリカ社会の溝がそこここでいっそう深いことを印象づける。「希望」と「変化」とを掲げて大統領選を勝ち抜いたバラク・オバマの任期が終わろうとする一方で次の選挙戦の行方がようとして知れないことは、アメリカ社会の自画像描き直しの試みが依然として完了しないことを示唆する。2015年にキューバとの歴史的な和解が発表されたが、オバマはアフガニスタンやイラクを決着させることも核兵器問題にも進展をみせられずに、ISISをはじめとする新しいできごとへの対応に追われた。移民たちが踏み越える国境は揺れ、非合法移民が課題であり続け、オバマケアの成否はまだ判断を待たねばならない。

 歴史研究の視点から、こうした諸事象の発生やその解決しがたい根深さはいかに理解しうるであろうか。特集タイトルに「アメリカの世紀」と掲げて、現代的事象を位置づけるべき時間軸はなにかについて議論を喚起したい。ある時間と空間を設定することで現代アメリカの事象にいかなる解釈を与え直し、現代アメリカを歴史学的にどう描き直しうるか、検討を乞いたい。

 これは同時に、歴史学的な方法論の鍛え直しを要請するだろう。個別史が、あらためて統合性を模索し始めて久しい。本号に関わる福祉国家史、郊外史・都市史、ジェンダー史、経済史、軍事史、災害史などがいかなる展開や総合を果たすのか。現代的で個別史的な事象を、アメリカ史家が長い時間軸の上でいかに組み直しうるのか。こうした実験とその成果を問う機会としてもこの特集を提案したい。


『アメリカ史研究』編集委員会

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