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第34回例会(合評会)のお知らせ

日本アメリカ史学会では、12月例会(第34回例会)を下記の通り開催いたします。年末のお忙しい時期かと思いますが、ふるってご参加ください。

また例会終了後、恒例の懇親会(忘年会)を行いますので、こちらも是非ご参加ください。大勢の皆さまのご参加をお待ちしております。

お手数ですが、懇親会に参加される方は、以下のサイトから、12月7日(月)までに登録をお願いいたします。(例会のみのご参加の場合、登録不要です。)
https://docs.google.com/forms/d/1R0uU4-nwiGbl5npUSs3czmMFhEJdumKBXH91gGQ81to/viewform

日本アメリカ史学会運営委員会

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合評会  西田慎・梅﨑透編著『グローバル・ヒストリーとしての「1968年」――世界が揺れた転換点――』ミネルヴァ書房、2015年。

日時:2015年12月12日(土)14時~17時
場所:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー 1105教室
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩約3分
東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩約5分
都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩約5分
アクセスマップ http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
キャンパスマップ http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

報告: 西田 慎(奈良教育大学)
    梅﨑 透(フェリス女学院大学)
討論: チェルシー・センディ・シーダー(明治大学)
    油井 大三郎(東京女子大学)
司会: 大津留(北川)智恵子

共催:科学研究費補助金基盤研究(C)「米国マイノリティ問題の総合的研究:マイノリティ研究と環太平洋的視点のリンケージ」(代表 李里花)



1968年はアメリカ史において大きな変動の時期であるだけではなく、他の地域における変動と共振する側面もありました。世界で同時多発的に起こる政治的また文化的「反抗」「反乱」の契機となったこの年の意味は、アメリカのみを分析対象にしては、図りかねる部分が大きいと言えるでしょう。

今回は、その1968年をまさにグローバル・ヒストリーとして分析した『グローバル・ヒストリーとしての「1968年」――世界が揺れた転換点――』を取り上げ、編著者の西田慎さん、梅﨑透さんに本書のねらいを語っていただきます。60年代を対象にした研究書や概説書は昨今多く出されていますが、この本のなにがそうした研究と異なるのか。「環境運動」や「女性運動」、「第三世界」、「サブカルチャー」、「知の変遷」をトピックに組み入れた意味はなにか。環太平洋を意識した構成をなぜとったのか。どうして映画評を織りまぜるような構成をとったのか。「ポスト1968年」をどう捉えるのか。あらゆる角度からの議論ができると思います。

討論者として、国際的な60年代研究の嚆矢とも言える『越境する60年代』の編者油井大三郎さんと、日本の新左翼運動における女性達について研究するチェルシー・センディ・シーダーさんをお迎えします。会では、まず西田さん、梅﨑さんに本書出版の経緯について話していただき、そのあとに油井さん、シーダーさんからコメントを頂戴します。フロアとの討論をあわせ、本書のもつダイナミックな魅力をさらに引き出せればと願っております。

会の後には、恒例の忘年会も行います。こちらもぜひご参会くださいますよう、お願い申し上げます。

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2015年11月02日 22:56に投稿されたエントリーのページです。

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