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アメリカ史研究会 第 186 回例会

連続企画 〜 アメリカ合衆国の「国民国家」論「国民化」論の射程 〜
ベネディクトアンダーソンの「想像の共同体」以後、近代国民国家に関わる歴史研究の方法は大きく変更されました。また、カルチュラルスタディーズやポストコロニアル批評の影響を受け、「国民国家」論やナショナリズム研究は、今日最も論争的な分野となっています。

「アメリカ合衆国に国民化論は可能か?」という問いを出発点に、二回連続企画で、国民国家論あるいは国民化の視点から、アメリカ合衆国の歴史を検証してみたいと思います。

日時: 1999 年 7 月 10 日 (土) 13:00 - 16:00
会場: 青山学院大学総合研究所 10 階 第 18 会議室

論者および題目
報告 1) 松本 悠子 (中央大学)
 「『アメリカ的生活様式』と『国民化』
    〜 20 世紀前半のロスアンジェルスにおける住宅建設をめぐって」
報告 2) 松原 宏之 (カリフォルニア大学サンタクルーズ校大学院博士課程)
 「1910 年代サンフランシスコの売春問題をめぐる文化的権威の成立過程
    〜『国民化』の主体を再考するために」

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2004年09月14日 21:14に投稿されたエントリーのページです。

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