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アメリカ史研究会 第 181 回例会 (および 1998 年度総会)

テーマ: 「言語とアイデンティティ」
日時: 1998 年 7 月 18 日 (土) 13:00 - 16:00
会場: 青山学院大学 6 号館 1 階 第 4 会議室 (青山キャンパス)
   ※ 例会終了後に総会を予定しております。

※ 総会の後、18:00 より同会場にて、「越境する文化と国民統合」を題材とした現代史研究会の定例研究会が開催されます。興味のある方は、引き続きご参加下さい。

論者および題目
報告 1) 丸山 悦子 (津田塾大学・院)
 「転換期の二言語教育 — 分裂するヒスパニック系住民の対応と見解」
報告 2) 中川 正紀 (フェリス女学院大学)
 「チカノのエスニック・アイデンティティ — 1960 年代の労働運動を中心に」
コメンテーター: 村田 勝幸 (南カリフォルニア大学・院)
        川崎誠司 (東京学芸大学)

企画主旨
 カリフォルニアでは、州内での二言語教育の禁止を求める「提案 227 号」が今月 2 日の住民投票で可決されました。今回の例会では、こうした動きもふまえて、二言語教育をめぐる論争とエスニック・アイデンティティについて考えます。
 その際、二言語教育をめぐる対立を「主流社会対ヒスパニック」という単純な図式に還元するのではなく、ヒスパニック内部にもある様々な見解を整理し、さらには、特にチカノについて、エスニック・アイデンティティの多様性の歴史的源泉とその展開を検討します。また、コメンテーターには、ヒスパニックをめぐる状況の変化と反移民感情の高まりという観点、および多文化教育としての二言語教育という観点から、それぞれ問題提起をしてもらう予定です。たいへんタイムリーなテーマですので、多くの会員の積極的な参加を期待いたします。

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2004年09月14日 21:09に投稿されたエントリーのページです。

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